AdditionalInputData について

ValidateAddress は、住所正規化プロセスにおいて、一部の入力データを無視します。この余分なデータ ("ドロップ データ" と呼ばれることもあります) は、AdditionalInputData に返されます。ドロップ データの例としては、次のものがあります。

  • 配達指示 (「勝手口に置いてください」など)
  • 電話番号 ("555-135-8792" など)
  • 注意書き ("Attn: John Smith" など)

このようなデータは通常、住所に混在していることはありません。混在している場合、ValidateAddress はほとんどの場合にこの余分なデータを認識することができ、AdditionalInputData に返します。

注: ValidateAddress は、split indicia 住所からのドロップ データを返しません。split indicia 住所とは、主要な住所が複数の住所行に分割されている住所のことです。例えば、主要な住所が "1 Green River Valley Rd" である場合、次のようになります。

1 Green River
Valley Rd
01230

住所に複数のドロップ データがある場合、各データは、米国住所の場合はセミコロンと空白 ("; ")、米国外の住所の場合は空白で区切られます。AdditionalInputData におけるドロップ データの順序は、次のようになります。

  1. care of (気付)、mail stop (郵便物集配所)(米国住所のみ)
  2. 住所行に検出されたその他の余分なデータ
  3. まったく未使用のデータ行

例えば、入力住所が次のとおりであるとします。

123 Main St C/O John Smith
Apt 5 Drop at back dock
jsmith@example.com
555-123-4567
05674

この場合、AdditionalInputData には次のデータが含まれます。

C/O John Smith; Apt 5 Drop At Back Dock; 555-123-4567; Jsmith@g1.Com; 555-123-4567

ValidateAddress では、以下の種類の余分なデータを処理できます。