複数マッチを返す

ValidateAddress が、入力住所に一致する可能性のある複数の住所を郵便データベース内で検出した場合、一致する可能性のある住所を ValidateAddress が返すよう設定できます。例えば、次の住所は米国郵便データベース内の複数の住所にマッチします。

PO BOX 1
New York, NY

オプション

複数マッチを返すには、次の表に示すオプションを使用します。

表 1. 複数マッチのオプション

オプション名

説明

KeepMultimatch

一致する可能性のある住所を複数持つ入力住所に対して複数の住所を返すかどうかを示します。

Y
複数のマッチを返します (デフォルト)。
N
複数のマッチを返しません。

MaximumResults

返す住所の最大数を示す 1 ~ 10 の数字を入力します。

デフォルト値は 1 です。

注: Keepmultimatch=N と KeepMultimatch=Y/MaximumResults=1 の違いは、KeepMultimatch=N は複数マッチによって失敗が返され、KeepMultimatch=Y かつ MaximumResults=1 は複数マッチによって 1 つのレコードが返される点です。

OutputFieldLevelReturnCodes

どの出力住所が候補住所かを特定するには、OutputFieldLevelReturnCodes に対して値 Y を指定する必要があります。このように設定すると、候補住所のレコードのフィールドレベルの結果インジケータに 1 つ以上の値 "M" が格納されます。

出力

複数マッチを返すよう選択した場合、住所は指定した住所フォーマットで返されます。住所フォーマットの指定については、出力データ オプションを参照してください。どのレコードが候補住所であるかを特定するには、フィールドレベルの結果インジケータに複数の値 "M" があるかどうかを調べます。詳細については、フィールドレベルの結果インジケータを参照してください。