検証オプション
オプション |
説明 |
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微細な更新にとどめる |
このオプションは、[強制的に更新] オプションと併用することで、処理中にデータが大きく変更されないようにすることができます。 |
クロス コンポーネント マッチ |
住所正規化と検証の一般的なエラーを訂正するためにクロス コンポーネント マッチを実行するかどうかを指定します。クロス コンポーネント マッチを実行すると、入力データのフィールドにあるデータと Address Now データベースの別のフィールドにあるデータがマッチするかどうかがチェックされます。 |
付加記号の参照を使用 |
住所の違いが付加記号 (アクセント記号、ウムラウト記号など) のみの場合に Validate Global Address が住所を変更して郵便データベース内の住所の付加記号に一致させるかどうかを指定します。 例えば、[付加記号の参照を使用] を有効にすると、データは以下のように処理されます。 入力される都市名: Chalon-Sur-Saône 入力される都市名: ARTEMIVS'K 一方、[付加記号の参照を使用] を有効にしない場合は、データは以下のように処理されます。 入力される都市名: Chalon-Sur-Saône 入力される都市名: ARTEMIVS'K このオプションの設定は、[書き直し方法] オプションに影響しないことに注意してください。 |
正規化形の変更を ACR コードに記録 |
正規化による変更 ("ROAD" を "RD" に変更するなど) を ACR コードとして報告するかどうかを指定します。 |
許容レベル |
[許容レベル] 設定は、住所全体を検証されたと見なすために検証しなければならない住所コンポーネントの最小限の数を指定します。[許容レベル] に指定された値は、ACR コードの 2 番目の文字に対応します。詳細については、ACR コードを参照してください。 許容レベルは [バリデーションの最小確信レベル] オプションとは異なります。許容レベルは、Validate Global Address が検証するコンポーネントの数を指定するオプションであり、検証対象のコンポーネントが郵便データベースの住所コンポーネントにどの程度マッチするかは問いません。一方、[バリデーションの最小確信レベル] は、出力住所が検証済みの正しいバージョンの入力住所である可能性を示します。 次のいずれかです。
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バリデーションの最小確信レベル |
住所検証の最小確信レベルを指定します。[Confidence] 出力フィールドの値がこのレベル値と同じかそれを超える住所が検証の対象となります。値がレベル値よりも小さい住所は検証されません (出力フィールド [Status] に "F" が設定されます)。 0 ~ 100 の範囲の値を指定できます。値が大きいほど、住所検証の実行に必要な確信レベルが高くなります。デフォルト値は 60 です。 |
外部マッチ スコア行 |
外部マッチ スコア行を計算するときに使う住所の行数を示す 0 ~ 8 の範囲の値。デフォルト値は 8 です。外部マッチ スコア行の詳細については、外部マッチ スコアを参照してください。 |
マッチ スコア重み付け |
この値は、指定したフィールドに関する、入力データと Address Now データベースとの類似または相違の相対的な重要性を指定します。このオプションは、確信値に影響するので、正しい更新と正しくない更新を区別するために確信の度合いを調節する目的に使えます。詳細については、ACR コードを参照してください。 フィールドごとに 0 ~ 10 の範囲で整数を指定します。この数値が、フィールド間の相対的な重要性の違いを表します。デフォルト値は次のとおり。
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可能ならば設定 |
これらのオプションは、住所を検証するときに住所のどの部分を使うかを指定します。Validate Global Address は、入力住所行をパースして、これらのオプションで指定されたコンポーネントに変換します。 |
強制的に更新 |
これらのオプションは、検証中にどのフィールドを訂正するかを指定します。 |
エイリアスを置換 |
これらのオプションは、入力データが Address Now データベースにエイリアスとして見つかった場合にどの住所コンポーネントを上書きするかを指定します。エイリアスは、郵便コードが変更されたり、都市に別名がある場合に使用されます。このオプションを有効にすると、エイリアスは Address Now データベースに指定されたマスタ バージョンで上書きされます。 |