オプション

Global Address Validation は、デフォルト オプション設定に従って住所検証の処理方法を定義します。

表 1. Global Address Validation のオプション
オプション名 国のサポート 説明
データベース すべて 住所処理に使用するデータベース。Management Console の [データベース リソース] パネルで定義されたデータベースのみが使用可能です。
大文字と小文字の区別 すべて 住所は次のフォーマットで返されます。
混在
出力データは大文字と小文字が混在するフォーマットで返されます。例えば、100 Main Street。
小文字
出力データはすべて小文字で返されます。例えば、100 main street。
大文字
出力データはすべて大文字で返されます。例えば、100 MAIN STREET。こちらがデフォルトです。
デフォルトの国 すべて 住所処理のデフォルトの国。
複数の住所を返す すべて 返されるマッチ候補の最大数。"緩和" などの緩いマッチ モードを使うと、複数のマッチ候補がマッチング出力に返されることがあります。ここで指定した数のマッチ候補が、適切なマッチ候補を選び出すためにユーザに提示されます。完全一致が見つかった場合は、単一のマッチ候補が返されます。
都市へのフォールバック すべて ストリートレベルのマッチングが見つからない場合は、入力された都市に基づいてマッチ候補が決定されます。
郵便番号へのフォールバック すべて ストリートレベルのマッチングが見つからない場合は、入力された郵便番号に基づいてマッチ候補が決定されます。
都市名よりも郵便番号を優先 AUS 入力郵便番号とのマッチングを、入力都市とのマッチングよりも優先します。デフォルトは無効です。
マッチ モード すべて マッチ モードにより、入力住所と参照データとの間のマッチングに適用される柔軟性が決まります。入力の品質と求める出力の品質に応じて、以下のいずれかのマッチ モードを選択します。
完全一致
非常に厳格な一致。制限の厳しいこのモードでは、生成される一致候補が最も少なくなります。このモードを使用する際には、入力に綴りの間違いや不完全な住所などの問題がないことを確認してください。
緩和
緩い一致。このモードでは、最も多くの一致候補が生成され、より多くのマッチ結果が得られます。入力に綴りの間違いや不完全な住所などの問題がないと確信できない場合は、このモードを使用します。
カスタム
カスタムの一致。[カスタム マッチング フィールド] を選択することによって、マッチング条件を定義できます。
[カスタム マッチング フィールド] すべて これらのオプションは、マッチ候補を決定するためのマッチ条件を設定します。これらのオプションを有効にするには、[マッチ モード][カスタム] に設定する必要があります。デフォルトでは、これらのオプションは無効です。
住所番号
入力住所番号が一致する必要があります。
通り
入力ストリート名、タイプ、方位記号の各フィールドが一致する必要があります。
都市
入力住所の都市が一致する必要があります。
都市の下位区分
入力住所の都市の下位区分が一致する必要があります。
州/省
入力住所の州または省が一致する必要があります。
州/省の下位区分
入力住所の州または省の下位区分が一致する必要があります。
郵便番号
入力住所郵便番号が一致する必要があります。
出力オプション すべて Global Address Validation の処理によって返される要素:
パース済み住所
パース済み住所要素 (住所行 1、郵便番号、国など)。これらのフィールドのいくつかの意味は、国によって異なる場合があります。G/Z レベルの一致を返す場合は、[パース済み住所] を選択しないでください。
適合率
住所マッチの適合率を表すコード。
入力住所
元の入力住所を返します。
国固有のフィールド
国固有の出力情報を返します。