Spectrum データベースの概要

Spectrum データベースには、サービスやデータフロー ステージが情報を検索して返すために使用する参照データが含まれます。例えば、Universal Addressing モジュールはデータベース リソースを使用して住所を検索し、Enterprise Geocoding モジュールは Spectrum データベースを使用して与えられた住所の座標を検索します。

Spectrum データベースは、Spectrum で使用されるデータを含む、1 つ以上のファイルで構成されます。Spectrum データベース ファイルをインストールした後は、Management Console でそのデータベースをリソースとして定義する必要があります。リソースは、データベース ファイルの場所、リソース名、その他の設定を定義します。Spectrum データベースに対してリソースを作成したら、そのデータベースを使用するようにサービスとステージを設定できます。

Pitney Bowes は Spectrum データベースを定期的に更新し、サードパーティ データ プロバイダからの最新データをユーザに提供します。データベースの更新は、ソフトウェアのアップデートとは独立して行われ、四半期ごとの場合もあれば、毎月行われる場合もあります。データベースが更新された場合は、更新されたデータベースをダウンロードするためのリンクを含む電子メールによって、ユーザへの通知が行われます。提供されている最も正確なデータを使用するために、できる限り早くこれをインストールすることをお勧めします。

お使いのシステムにインストールされている Spectrum データベースを確認するには、Management Console を開き、[リソース] > [Spectrum データベース] に移動します。