データフロー プール サイズの設定

データフローに対して多数の同時要求が発生すると予測される場合は、データフローのプール サイズを増加させることによって応答時間を短縮できます。データフローのプール サイズのデフォルト値は 8 です。データフローのプール サイズを増加するには、次のファイルでサービス名とプール サイズを指定します。

  1. JMX コンソールのパフォーマンス モニターを有効にします。詳細については、JMX コンソールによるパフォーマンスのモニタリングを参照してください。
  2. データフローを実行します。
  3. JMX コンソールにおいて、 ServiceRuntimeManager.borrow.DataflowNameの応答時間を記録します。
    注: 時間はミリ秒単位で表示されます。
  4. 次のファイルを開きます。

    SpectrumLocation\server\app\conf\dataflowpool-pool-sizes.properties

  5. データフローのプール サイズに、データフローを同時に実行する予定のユーザ数を設定します。
  6. ファイルを保存して閉じます。
  7. データフローを再度実行し、JMX コンソールで ServiceRuntimeManager.borrow.DataflowName の応答時間を観測します。
  8. 最適な設定が得られるまで、他のプール サイズでも実験を行います。