JDBC ドライバの編集
Spectrum™ Technology Platformに追加した任意の JDBC ドライバを編集できます。Spectrum™ Technology Platform付属のドライバは編集も削除もできません。SQL Server や Oracle のドライバ、その他のモジュールに付属するすべてのドライバがそれに該当します。
- Management Console を開きます。
- [システム] > [ドライバ] に移動します。
- 編集したいドライバを選択し、[編集] ボタン をクリックします。
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[JDBC ドライバ クラス名] フィールドにドライバの Java クラス名を入力します。通常は、JDBC ドライバのドキュメントにクラス名が記載されています。
例えば、Microsoft JDBC ドライバを使用するには、次のように入力します。
com.microsoft.sqlserver.jdbc.SQLServerDriver
注: Spectrum Location\server\app\driversフォルダにコピーしてインポートしたドライバ ファイルについては、クラス名を編集することはできません。 -
[接続文字列テンプレート] フィールドに、データベースへの接続に使用する JDBC 接続 URL を、接続文字列に設定するプロパティがあればそれらを含めて入力します。データベース ベンダーによって接続文字列は異なるため、接続文字列の詳細については、お使いのデータベースのドキュメントを確認してください。
ドライバを複数のデータベース接続で使用する場合は、各接続によって異なる可能性があるプロパティ値をハードコーディングする代わりに、接続文字列にプロパティ トークンを使用することを検討してください。例えば、暗号化を使用する接続と使用しない接続が存在する場合は、暗号化プロパティ用のプロパティ トークンを定義することができます。
接続文字列にプロパティ トークンを使用するには、次の構文を使用します。
${PropertyToken}
接続文字列テンプレートに含めるすべてのプロパティ トークンが、データベース接続を定義する際の必須フィールドになります。
例えば、次の SQL の接続文字列には、ホスト、ポート、インスタンス、暗号化用のプロパティ トークンが含まれています。
jdbc:sqlserver://${host}:${port};databaseName=${instance};encrypt=${encryption};TrustServerCertificate=true
これらのトークンは、このドライバを使用するデータベース接続を定義する際の必須フィールドです。
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データベース接続のオプションにするプロパティは、[接続プロパティ] セクションで定義します。
- [接続プロパティ] セクションで、[追加] ボタン をクリックします。
- [ラベル] フィールドに、プロパティをわかりやすく説明するラベルを入力します。ここに入力したラベルが、このドライバを使用して接続を作成する際に、接続ウィンドウのフィールド ラベルとして使用されます。
- [プロパティ トークン] フィールドに、オプションのプロパティのトークンを入力します。データベース ドライバでサポートされているプロパティについては、そのドライバのドキュメントを参照してください。
例えば、暗号化をこのドライバを使用するデータベース接続のオプションにする場合は、暗号化プロパティを次のように定義できます。
データベース接続がこのドライバを使用する際に、暗号化プロパティは、データベース接続におけるオプションのプロパティとして表示されます。
- [保存] をクリックします。