データ オプション

[データ] タブを使って、ジオコーディングに使うデータベースを指定できます。データベースには、指定の住所のジオコードを決定するために必要な住所とジオコード データが格納されています。データは、郵便当局や地理データ サプライヤから取得された住所とジオコーディング データに基づきます。

注: EGM モジュールにより管理タスクが Web ベースの Management Console に移行されると、オプションのレベルで、Enterprise Designer と異なる表現が使用される場合があります。動作の変更はありません。
表 1. データ オプション

オプション名

説明

デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライド

Spectrum のデータベース ページ ( [モジュール] > [Enterprise Geocoding] > [ツール]) の Management Console で指定したデータベース検索リストを使うかどうかを指定します。デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライドする場合、[データベース検索リスト] フィールドでデータベースの検索順序を変更できます。また、データベースを検索リストから除外することもできます。

デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライドした場合、データベース リソースへの変更がデータベース検索リストに反映されません。これが原因でジオコーディングに失敗することがあります。ただし、デフォルトのデータベース検索順序をオーバーライドしない場合は、データベース リソースへの変更はジオコーダによって自動的に反映されます。例えば、データベース リソースが別のディレクトリに移動された後でそのデータベース リソースを適切な手順で ( [モジュール] > [Enterprise Geocoding] > [ツール] ) 更新すると、ジオコーダではデータベースの場所が自動的に更新されます。

データベース検索リスト

検索プロセスで使う 1 つ以上のデータベース リソースの名前。Management Console の Spectrum のデータベース ページで指定したデータベース名を使用します。ツール。詳細については、『Spectrum™ Technology Platform管理ガイド』を参照してください。

複数のデータベース リソースを指定できます。複数のデータベースを指定する場合は、優先度の高いデータベースからリストに追加します。データベースの順序は、複数のデータベースに近似一致が見つかったときに意味を持ちます。返される近似一致は、検索リストの先頭にあるデータベースから取得されます。それより下位のデータベースに見つかった近似一致は、非近似一致に格下げされます。