国際ストリートジオコーディングの結果コード (S コード)

ストリートレベルでジオコーディングされた候補は、文字 S で始まる結果コードを返します。コードの 2 番目の位置は、ジオコーディングされたレコードの結果ポイントの位置的な精度を示します。

表 1. ストリート (S ) 結果コード
S 結果コード 説明
S1 郵便番号セントロイドにポイントが位置付けられた単一近似一致。日本の場合、S1 は候補が県に一致するものの、それ以下の住所が一致しないことを示します。
S3 郵便番号セントロイドにポイントが位置付けられた単一近似一致。日本の場合は、S3 は候補が都道府県、市町村、および自治体下位区分 (丁目や大字) に一致したことを意味します。
S4 ストリートセントロイドにポイントが位置付けられた単一近似一致。データベース ヴィンテージ 2014 Q4 以降では、入力家番号が見つからなかった場合でも、その家番号が候補とともに返されます。S4 コードの後に、マッチングの精度を示す文字とダッシュが設定されます。日本の場合は、S4 は候補が都道府県、市町村、自治体下位区分 (丁目や大字)、その下位エリアに一致するものの、それより下の住所が一致しないことを示します。結果コード S の意味を参照してください。
S5 ストリート住所の位置にポイントが位置付けられた単一近似一致。日本の場合は、S5 は候補が地番に一致するものの、支号が入力に含まれていないことを示します。S5 コードの後にはマッチ精度を表す文字とダッシュが続きます。これらの文字の詳細については、結果コード S の意味を参照してください。
S7 候補のストリートセグメント沿いの補間ポイントに位置付けられた単一一致。潜在的な候補が住所ポイント候補ではなく、他の住所ポイント候補には家番号が正確に一致するものがない場合、S7 の結果コードが住所ポイント補間を使って返されます。このポイント補間は、セグメントが交差し、家番号が元の候補の家範囲に含まれる 2 番目に高いか低い住所ポイント候補に従って行われます。ストリートセグメント上の既知の住所リファレンス ポイントを使って、S7 ポイントをより正確な位置に調整できます。日本の場合は、S7 は候補が地番に一致するものの、支号が提供されていないことを示します。このような場合、地番に建物番号が含まれているため、支号は不要です。
S8 住所ポイント候補に関連付けられた単一ポイント、または家番号が同一の住所ポイント候補にポイントが位置付けられた単一近似一致。補間は必要ありません。S8 を返すことが可能なのはポイント データベースを使用する場合のみです。
SX 交差点にポイントが位置付けられた単一近似一致。