データ オプション

[データ] タブを使って、リバース ジオコーディングに使うデータベースを指定できます。データベースには、特定のポイントにある住所を確認するために必要な住所とジオコードのデータが格納されています。以下の表に、データベースの検索順序を指定するために使用できるオプションを示します。

表 1. シンガポールデータ オプション

オプション名

説明

デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライド

Management Console で指定されたデータベース検索リストを使うかどうかを指定します。デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライドする場合、[データベース検索リスト] フィールドでデータベースの検索順序を変更できます。また、データベースを検索リストから除外することもできます。

デフォルトのデータベース検索リストをオーバーライドした場合、データベース リソースへの変更がデータベース検索リストに反映されません。これが原因でジオコーディングに失敗することがあります。ただし、デフォルトのデータベース検索順序をオーバーライドしない場合は、データベース リソースへの変更はジオコーダによって自動的に反映されます。

データベース検索リスト

検索プロセスで使う 1 つ以上のデータベース リソースの名前。Management Console で指定したデータベース名を使用します。

複数のデータベース リソースを指定できます。複数のデータベースを指定するときは、優先度の高いデータベースからリストに追加します。

データベースの順序は、複数のデータベースに近似一致が見つかったときに意味を持ちます。返される近似一致は、検索リストの先頭にあるデータベースから取得されます。それより下位のデータベースに見つかった近似一致は、非近似一致に格下げされます。

また、目的の国の住所ポイント データベースとストリートレベル データベースがインストールされている場合、データベースの順序を使って代替処理を実行することもできます。住所ポイント データベースを最初にリストに追加し、ストリートデータベースを 2 番目に追加してください。住所のジオコードを住所ポイント レベルで決定できない場合、ストリートレベルでのジオコーディングが試みられます。