DPV

DPV データ出力フィールドには、DPV データを使用して検出されたマッチに関する情報が格納されます。GeocodeUSAddress は、DPV データに対してマッチングを行う場合のみ値を返します。DPV データを出力に含めるには、Option.OutputRecordType = D に設定します。

レスポンス要素 最大null ターミネータによる長さフィールド 説明

CMRA

2

住所が Commercial Mail Receiving Agent (CMRA) 用かどうかを示します。CMRA は、私書箱の貸し出しを行う民間企業です。民間私書箱の顧客は、自分の住所ではなく、CMRA の住所で郵便物や荷物を受け取ることができます。顧客と CMRA との間の契約に基づき、CMRA は、郵便物の顧客への転送や、引き取りまでの保管を行います。

Y
住所は CMRA です。
N
住所は CMRA ではありません。
NULL
DPV データを利用できません。住所が CMRA かどうかを判断するには、DPV データが必要です。

DPV

2

住所が配達可能な住所であることが USPS Delivery Point Validation (DPV) によって確認されているかどうかを示します。

N
すべて未確認
Y
すべて確認済み (ZIP+4、プライマリ、およびセカンダリ)
S
ZIP+4 およびプライマリ (家番号) 確認済み
D
ZIP+4 およびプライマリ (家番号) 確認済み、デフォルト マッチ
U
USPS ZIP+4 データに一致しない入力住所、または DPV データがロードされていない

DPVFootnote

補足コードごとに 3

住所に関する詳細情報が含まれます。DPV 補足コードは連続して結合されています。

DPV 補足コードの種類:

  • FOOTNOTE1 には、一致した DPV レコードに関する情報が設定されます。
    • AA — ZIP+4 が一致したレコード
    • A1 — ZIP+4 レコードに一致しなかった
    • null — 住所がハッシュ テーブルにない、または DPV データがロードされていない
  • FOOTNOTE2 には、一致した DPV レコードに関する情報が設定されます。
    • BB — すべての DPV カテゴリに一致した
    • CC — プライマリ/家番号は一致したが、セカンダリ/ユニット番号は一致しなかった (存在するが無効)
    • M1 — プライマリ/家番号が欠落している
    • M3 — 無効なプライマリ/家番号
    • N1 — プライマリ/家番号が一致したが、高層のセカンダリ番号が欠落している
    • P1 — PS、RR、または HC Box 番号が欠落している
    • P3 — 無効な PS、RR、または HC Box 番号
    • F1 — すべての軍施設の住所
    • G1 — すべての局留めの住所
    • U1 — すべてのユニーク ZIP Code 住所
    • null — 住所がハッシュ テーブルにない、または DPV データがロードされていない
  • FOOTNOTE3 には、一致した DPV レコードに関する情報が設定されます。
    • R1 — CMRA に一致したが、セカンダリ/ユニット番号が存在しない
    • RR — CMRA に一致した
    • null — 住所がハッシュ テーブルにない、または DPV データがロードされていない
注: ユニーク ZIP Code は、独自の ZIP Code を持つのに十分な量の郵便物がある会社、機関、または事業体に割り当てられる ZIP Code です。