判定情報

判定情報出力フィールドには、ロケーション コードとマッチ コードなど、マッチに関する判定情報が格納されます。判定情報のフィールドを出力に含めるには、OutputRecordType = Q に設定します。

レスポンス要素 最大null ターミネータによる長さフィールド 説明

AddressLineResolved

5

2 行の住所の場合、マッチを取得するために使用した住所行を示します。

0
住所をマッチングできなかった、または住所が複数の住所にマッチしました。
1
マッチの取得に AddressLine1 を使用しました。
2
マッチの取得に AddressLine2 を使用しました。
3
両方の住所行を元の順序で使用しました。
4
両方の住所行を使用しましたが、マッチを取得するために行の順序を入れ替えました。
5
入力住所が 1 行の住所でした。

CountryLevel

2

住所の検証に使用される郵便データのカテゴリ。米国の場合は常に "A" が返されます。住所をサポートしていません。カテゴリ A は、郵便データが住所を検証、訂正するのに十分なもので、郵便コード、都市名、州/郡名、ストリート住所要素、または国名の欠落を補えることを意味します。

DatabaseVersion

 

住所検証に使用される USPS データの発行日付 (Month Yearフォーマット)。

EWSMatch

2

Early Warning System (EWS) データと一致したため、住所が一致しなかったことを示します。

Y
住所が EWS データの住所と一致したため、一致が拒否されました。
NULL
住所が EWS データの住所と一致しませんでした。

ExpirationDate

11

データベースの有効期限が切れる日付( MM/DD/YYYYフォーマット)。

Geocoder.MatchCode

4

入力住所が候補住所にどの程度近いかを示します。

注: このフィールドに返されるマッチ コードは、マッチ コードで説明されているマッチ コードと異なります。その代わり、このフィールドに返されるマッチ コードは、その他すべての国のジオコーダと互換性があるマッチ コードのセットから取得されています。詳細については、国際ジオコーディングの結果コードを参照してください。

GeoStanMatchScore

13

レコードのマッチング スコア (複数マッチの場合のみ)。

Intersection

2

入力住所が交差ストリートと一致したかどうかを示します。

T
True
F
False

IsAlias

4

住所が郵便データのインデックス エイリアスに一致したかどうかを示します。3 文字を返します。1 文字目は、通常のストリート マッチの場合はN、エイリアス マッチ (建物、エイリアス、会社などを含む) の場合はA です。次の 2 文字は以下のとおりです。

01
基本インデックス (通常の住所マッチ)
02
USPS のストリート名エイリアス インデックス
03
USPS の建物インデックス
04
USPS の会社名インデックス
05
Statewide Intersection エイリアス マッチ
06
空間データのストリート名エイリアス
07
代替インデックス
08
LACSLink
09
補助ファイルとの一致
10
Centrus Alias インデックス (usca.gsi 使用時)

IsCloseMatch

2

住所がユニーク マッチかどうか、または候補住所があったかどうかを示します。

Y
住所は近似一致です。マッチが 1 つだけの場合、このフィールドには常に "Y" が含まれます。
N
住所は近似一致ではありません。レコードは候補です。

LACSAddress

2

入力住所が Locatable Address Conversion System (LACS) に従って変換されたかどうかを示します。

L
変換した
NULL
変換しなかった

LocationCode.Description

128

LocationCode をテキストに変換したもの。追加の説明 (詳細) を返すように構成オプションを設定した場合のみ、返されます。

MatchCode.Description

128

MatchCode をテキストに変換したもの。追加の説明 (詳細) を返すように構成オプションを設定した場合のみ、返されます。

RecordType

18

レコード タイプを示します。

  • GeneralDelivery
  • HighRise
  • FirmRecord
  • Normal
  • PostOfficeBox
  • RRHighwayContract
  • Geographic (non USPS TIGER match)
  • Auxiliary (match to an auxiliary file)

RecordType.Default

2

レコード タイプ HighRise または RRHighwayContract に対して検出されたマッチのタイプを示します。

Y
デフォルト マッチ
N
Exact Match (完全一致)
U
一致しない

StreetDataCode

3

住所のジオコーディングに使用されるデータを示します。次のいずれかです。

0
Centrus Enhanced、Centrus TomTom、または Centrus NAVTEQ データベースの USPS データ。
1
Centrus Enhanced データベースの TIGER データ。
2
Centrus TomTom データベースの TomTom データ。
6
Centrus NAVTEQ データベースの NAVTEQ データ。
7
Centrus TomTom Points データベースの TomTom ポイントレベル データ。
8
Centrus Points データベースのポイントレベル データ。
9
補助ファイル データ。
10
ユーザ辞書。
11
NAVTEQ データベースのポイントレベル データ。
12
Master Location Data (MLD)。

これらのデータベースの詳細については、Enterprise Geocoding データベースを参照してください。

StreetDataType

20

マッチング試行に最初に使用されたデータを示します。出力フィールド StreetDataCode には、マッチを取得するために実際に使用されたデータが示されることに注意してください。

最初のマッチング試行でマッチが検出されなかった場合、StreetDataType に示されるデータは StreetDataCode に示されるデータと異なる可能性があります。例えば、ポイント データベースがロードされている場合、GeocodeUSAddress はまずポイント データに対するマッチングを試みます。これが最も正確なタイプのマッチだからです。ポイントレベル マッチを検出できなかった場合、GeocodeUSAddress はストリート データに対するマッチングを試みます。ストリート データを使用してマッチが検出された場合、SreetDataType はポイントレベル データを示し、StreetDataCode はストリート データを示します。

詳細については、GeocodeUSAddress の住所の処理方法を参照してください。