ユーザ辞書の機能と要件について理解を深める

注: ユーザ辞書は、CASS ジオコーディングに使用しません。

ユーザ辞書の機能と、ユーザ辞書作成の基本的な要件について、以下に紹介します。

  • 標準のストリート ジオコーディングでサポートされるすべてのフィールドは、ユーザ辞書に格納できます。
  • ランドマークと場所の名前は、ユーザ辞書でサポートされています。郵便または地理的セントロイド ジオコーディングは、ユーザ辞書でサポートされません。
  • 部分的なストリート名またはランドマークおよび場所の名前での住所参照は、ユーザ辞書でサポートされます。
  • GSD は、ユーザ辞書の作成に必要です。ユーザ辞書を作成する際に GSD に含まれている内部構造を利用する必要があるからです。

ユーザ辞書から返される結果は、GSD からの結果と似ています。マッチ コードの 1 文字目が 'S' となる住所マッチングの場合、ユーザ辞書によるマッチングは文字が 'J' になります。例えば、GSD から返されるマッチ コードが SE9 であれば、ユーザ辞書からのマッチングでは JE9 が返されます。詳細については、マッチ コード (米国のジオコーディングのマッチ コードに関する説明を参照してください。

[デフォルト出力] グループに返される出力フィールド StreetDataTypeは、User Dictionary を返すことによって、住所のジオコーディングにユーザ辞書が使われたかどうかを示します。