入力レコードのフォーマット

Enterprise Designer では、使用中のデータフローのタイプで許容される入力ファイル フォーマットが指定されます。通常、データフローは入力レコードの読み込みをテキスト、データベース、または XML ファイルのいずれかとして行います。これらの入力ファイル タイプのそれぞれに特定のフォーマット要件があります。詳細については、『Spectrum™ Technology Platformデータフロー デザイナーズ ガイド』を参照してください。例えば、入力テキスト ファイルについては、許可されるレコード タイプ、文字エンコーディング、フィールド区切り文字などをこのガイドで取り上げています。

以下に、入力レコード テキスト ファイルの 2 つの例を示します。これらの入力レコードの例には、オプションのヘッダー行や、オプションの入力フィールドが含まれています。

ジオコーディング入力レコードの例

次の図に、米国の住所が記されているテキスト入力レコード ファイルの例を示します。
mainAddress;areaName3;areaName1;postalCode;country
26 EDISON DR;NISKAYUNA;NY;12309;USA
92 MCCRACKEN RD;MILLBURY;MA;01527;USA
22 CARRIAGE LN;NEWARK;DE;19711;USA
8 HARBOR VIEW RD; S BURLINGTON;VT;05403;USA
124 VERNON RD;GREENVILLE;PA;16125;USA
31 FORD ST;MAUMEE;OH;43537;USA
155 WINTER ST;S WALPOLE;MA;02071;USA 

リバース ジオコーディング入力レコードの例

次の図に、入力座標が記されているテキスト入力レコード ファイルの例を示します。
X|Y|Country
-72.672229|42.076406|USA
-82.436915|34.870463|USA
-95.7849|42.1603|USA
-113.532|53.5421|CAN
-71.2577|46.8461|CAN
-115.423|32.6561|MEX