住所のロケーション コード

"A" で始まるロケーション コードは、住所のロケーション コードです。住所のロケーション コードは、街路網セグメント (交差点の場合は 2 つのセグメント) に対して直接作成されたジオコードを示しています。

住所のロケーション コードには、次の文字が含まれます。

1 番目の文字

常に、住所の場所を示す A です。

2 番目の文字

次のいずれかになります。

  C

補間された住所ポイントの場所

  G

補助ファイル データの場所

  I

アプリケーションは候補レコードから適切なセグメントを推定します

  P

ポイントレベルのデータの場所

  R

場所は住所範囲を表します

  S

ストリート範囲上の場所

  X

2 つのストリートの交差点上の場所

3 番目および 4 番目の文字

場所に関するその他の品質を示す数字です。

住所ロケーション コードの説明

コード

 

説明

AGn

ジオコード マッチング用の補助ファイルを示します。n は次のいずれかの値です。

n = 0

ジオコードは小区画または建物の中心を表します。

n = 1

ジオコードはセグメント沿いの補間された住所です。

n = 2

ジオコードはセグメント沿いの補間された住所であすが、ストリートのどちら側かは補助ファイルのレコードに指定されたデータからは決定できません。

n = 3

ジオコードはストリートセグメントの中間ポイントです。

APnn

小区画または建物の中心を表すポイントレベルのジオコード一致を示します。nn は次のいずれかの値です。

nn = 02

小区画セントロイド

アクセサの小区画 (区域または用地) ポリゴンの中心を示します。不整形な小区画の中心がポリゴンの外側に位置する場合、セントロイドはポリゴン内のできるだけ実際の中心に近い場所に手動で配置し直されます。

nn = 04

住所ポイント

現地で収集された住所データを伴う現地収集の GPS ポイントを表します。

nn = 05

構造セントロイド

郵便物の受け取りまたは電話サービスへの加入をしている建物の敷地ポリゴンの中心を示します。

通常、個人宅の住所は 1 つの建物からなります。離れに建物 (車庫、納屋、物置など) がある家屋では、住宅のみが構造ポイントを持ちます。共同住宅や二世帯住宅は、建物ごとに複数のポイントを持ちます。通常、マンションなどの大きな建物は、建物ごとの 1 つの住所で郵便物を受け取るため、個々の区画が別個の構造ポイントとして表されることはありません。

1 つの建物で複合施設全体の郵便物を受領するショッピング モール、工業団地、および学術機関または医療センターの構内は、1 つのポイントとして表されます。1 つの複合施設内の複数の建物に住所が割り当てられている場合、住所のある各建造物が 1 つのポイントで表されます。

建造物の中心がそのポリゴンの外側に位置する場合は、ポリゴン内に収まるように中心が手動で配置し直されます。

nn = 07

手動で配置

住所ポイントは、小区画のストリートに面していて中心線からは離れた部分の中間ポイントに重なるように手動で配置されます。

 

nn = 08

正面玄関ポイント

建物への指定された正式な入口を表します。建物に複数の入口があり、正式な入口が指定されていないか容易には決定できない場合は、メインストリートへのアクセスのしやすさと駐車場の有無に基づいて正式な入口が選択されます。

 

nn = 09

私道オフセット ポイント

メイン車道からの垂直距離が 33 ~ 98 フィート (10 ~ 30 メートル) の範囲内にある主要進入路上に位置するポイントを表します。

 

nn = 10

ストリートアクセス ポイント

街路網からの主要アクセス ポイントを表します。この住所ポイント タイプは、私道などの進入路がメイン車道と交差する場所に位置します。

  nn = 21

基本小区画ポイント

入力ユニット番号とのマッチングができない場合、または複数のユニットがある住所の場所からユニット番号が欠落している場合、「基本」小区画の情報が返され、ユニット番号に対する住所の正規化は行われないので、査定官の割り当てた区画番号などの追加情報は返されません。

  nn = 22

バックフィル住所ポイント

正確な小区画セントロイドは不明です。割り当てられた住所ロケーションは、2 つの既知の小区画セントロイドに基づきます。

  nn = 23

仮想住所ポイント

正確な小区画セントロイドは不明です。割り当てられた住所ロケーションは、既知の小区画セントロイドとストリート セグメント終点からの相対位置です。

  nn = 24

補間住所ポイント

正確な小区画セントロイドは不明です。割り当てられた住所ロケーションは、ストリート セグメントの終点に基づきます。

AIn

適切なセグメントはマッチング時に候補レコードから推定されています。

ASn

家屋範囲住所ジオコードこれは利用できる最高精度のストリート補間ジオコードです。

AIn と ASn、および ACnn は、次のように n によって同じ品質を共有しています。

n = 0

最良の場所です。

n = 1

ストリートのどちら側かは不明です。Census FIPS ブロック ID は左側から割り当てられています。ただし、割り当てられたオフセットはなく、ポイントはストリート上に直接配置されます。

n = 2

次のどちらかまたは両方を示します。

  • 住所は補間されて住所範囲にはもともと含まれていなかった TIGER セグメント上に配置されます。
  • 元のセグメント名は USPS の綴りに一致するように変更されました。これは具体的にはストリートタイプ、前置方位記号、および後置方位記号を参照しています。
注: セグメント範囲の補間は TIGER データ向けに完成されたものなので、非 TIGER データでは 2 番目のケースのみに該当します。

n = 3

1 と 2 の両方に該当します。

n = 7

プレースホルダです。セグメントの始点と終点に同じ値が含まれていて形状データが利用できない場合に使用されます。

ACnh  

2 つの小区画セントロイド (ポイント) の間、小区画セントロイドとストリート セグメント終点の間、または 2 つのストリート セグメント終点の間が補間された、ポイントレベルのジオコードを示します。

 

ACnn の 4 番目の数字の特性は次のとおりです。

  n = 0

どちらもユーザ辞書から得られた 2 つのポイント間の補間を表します。

  n = 1

2 つのポイント間の補間を表します。下限はユーザ辞書から、上限はユーザ辞書以外から得られたものです。

  n = 2

どちらもユーザ辞書から得られた、1 つのポイントと 1 つのストリートセグメント終点の間の補間を表します。

  n = 3

1 つのポイント (下限) と 1 つのストリートセグメント終点 (上限) の間の補間を表します。下限はユーザ辞書から、上限はユーザ辞書以外から得られたものです。

  n = 4

2 つのポイント間の補間を表します。下限はユーザ辞書以外から、上限はユーザ辞書から得られたものです。

  n = 5

どちらもユーザ辞書以外から得られた 2 つのポイント間の補間を表します。

  n = 6

1 つのポイント (下限) と 1 つのストリートセグメント終点 (上限) の間の補間を表します。下限はユーザ辞書以外から、上限はユーザ辞書から得られたものです。

  n = 7

どちらもユーザ辞書以外から得られた、1 つのポイントと 1 つのストリートセグメント終点の間の補間を表します。

  n = 8

どちらもユーザ辞書から得られた、1 つのストリートセグメント終点と 1 つのポイント間の補間を表します。

  n = 9

1 つのストリートセグメント終点 (下限) と 1 つのポイント (上限) 間の補間を表します。下限はユーザ辞書から、上限はユーザ辞書以外から得られたものです。

  n = A

どちらもユーザ辞書から得られた、2 つのストリートセグメント終点間の補間を表します。

  n = B

2 つのストリートセグメント終点間の補間を表します。下限はユーザ辞書から、上限はユーザ辞書以外から得られたものです。

  n = C

1 つのストリートセグメント終点 (下限) と 1 つのポイント (上限) 間の補間を表します。下限はユーザ辞書以外から、上限はユーザ辞書から得られたものです。

  n = D

どちらもユーザ辞書以外から得られた、1 つのストリートセグメント終点と 1 つのポイント間の補間を表します。

  n = E

2 つのストリートセグメント終点間の補間を表します。下限はユーザ辞書以外から、上限はユーザ辞書から得られたものです。

  n = F

どちらもユーザ辞書以外から得られた、2 つのストリートセグメント終点間の補間を表します。

ARn

住所範囲ジオコードです。n は次のいずれかです。

n = 1

ジオコードは、単一のストリートセグメント沿いであって範囲内の 1 番目および 2 番目の入力家番号の補間された場所の中間に位置します。

n = 2

ジオコードは、単一のストリートセグメント沿いであって範囲内の 1 番目および 2 番目の入力家番号の補間された場所の中間に位置しますが、ストリートのどちら側かは不明です。Census FIPS ブロック ID は左側から割り当てられています。ただし、割り当てられたオフセットはなく、ポイントはストリート上に直接配置されます。

 

n = 4

入力範囲は複数の USPS セグメントにまたがっています。ジオコードは、1 番目の入力家番号に対応するセグメントの終点上であって 2 番目の入力家番号に最も近い端に接している部分に位置します。

 

n = 7

プレースホルダです。一致したセグメントの始点と終点に同じ値が含まれていて形状データが利用できない場合に使用されます。

AXn

交差点ジオコードです。n は次のいずれかです。

n = 3

ストリートセグメントの中心線から計算された標準的な単一ポイント交差点です。

n = 8

補間された (分割道路) 交差点ジオコードです。交差点のセントロイドを返すことを試みます。