Global Addressing モジュール データベースのインストール

ここでは、Spectrum™Product Database (SPD) 形式の Global Addressing モジュール データベースを、Pitney Bowes eStore またはテクニカル サポート Web サイト http://www.g1.com/support からダウンロードしてインストールする手順について説明します。

ハードディスクの空き領域

解凍済みおよび未解凍の SPD バンドルに必要なディスク容量は、以下のとおりです。
  • 解凍済みバンドル (全 SPD) - 50 GB
  • 未解凍バンドル (全 SPD) - 20 GB

メモリ

各国のデータベース別に、Global Address モジュールのメモリ要件に関する情報を以下の表に示します。

表 1. Global Address Validation メモリ要件 (単位: MB)
国データベース名 Global Address Validation Global Type Ahead 両方
オーストラリア (AUS) 700 不可 1900
オーストリア (AUT) 900 700 1900
ベルギー (BEL) 900 700 1900
スイス (CHE) 700 700 1900
ドイツ (DEU) 700 700 1900
デンマーク (DNK) 2100 700 3400
スペイン (ESP) 1300 700 1900
フィンランド (FIN) 900 700 1900
フランス (FRA) 2800 700 4100
英国 (GBR) 980 700 1900
ギリシャ (GRC) 700 不可 1900
アイルランド (IRL) 900 700 1900
イタリア (ITA) 700 700 1900
ノルウェー (NOR) 700 700 1900
ニュージーランド (NZL) 700 不可 1900

Spectrum™Product Database (SPD) 形式の Global Addressing モジュール データベース リソースをダウンロードおよびインストールするには

  1. 実行中のアプリケーションがないことを確認します。
  2. リリース通知またはウェルカム メールに記載されているリンクを使用して、Pitney Bowes Software eStore からライセンス済みの SPD ファイル (xxx.spd) を選択してダウンロードします。テクニカル サポート Web サイト http://www.g1.com/supportからダウンロードすることもできます。
  3. データベースは zip ファイルとしてダウンロードされます。インストールを開始する前に、データベースを解凍してください。
  4. SPD ファイルをインストールします。
    1. SPD ファイルを、<SpectrumLocation>/server/app/dataimportに配置します。これは、SPD ファイルのデフォルトの配置場所です。Spectrum™Technology Platform サーバーはこのフォルダを監視し、2 秒間隔で新しいファイルの有無を確認します。
      データをインポートするディレクトリの場所を変更するには、<SpectrumLocation>/server/app/conf/dataimportdirectories.propertiesファイルの platform プロパティを変更します。
    2. サーバーは新しい SPD ファイルを検出すると、自動的に SPD ファイルを <SpectrumLocation>/server/app/repository/datastorageに解凍します。
      データを格納するフォルダの場所を変更するには、<SpectrumLocation>/server/app/conf/spectrum-container.propertiesファイルの Data Manager 設定セクションにある spectrum.data.manager.storage.directory プロパティを変更します。
    3. デフォルトで、SPD ファイルは解凍後に削除されます。ただし、<SpectrumLocation>/server/app/conf/spectrum-container.propertiesファイルの Data Manager 設定セクションにある spectrum.data.manager.archive.data プロパティを "true" に設定することによって、SPD ファイルをアーカイブすることができます。
    4. サーバーは、Spectrum™Technology Platform Data Manager にデータを展開および登録します。この時点でデータは使用可能になり、Management Console の [Spectrum™ データベース] セクションでデータ ソースとして追加できるようになります。
    5. データベース ファイルをインストールしたら、Management Console でデータベース リソース ツールを使用するか、Global Addressing コマンド ライン インターフェイス (CLI) のデータベース コマンドを使用して、データベースをリソースとして定義します。CLI データベース コマンドの詳細については、『管理ガイド』の「Global Addressing モジュール データベース」のセクションを参照してください。