データベース オプション

以下では、 Windows のデータベース ロード ユーティリティで提供されるデータベース オプションについて説明します。

GeoTAX マスター ファイル
GeoTAX/Enterprise Tax Premium データベースは必須のデータセットであり、Enterprise Tax モジュール ソフトウェアに対するマスター ファイルです。マスター ファイルは、緯度/経度、国勢統計区、国勢調査細分区グループなど、ストリート住所に関連付けられたすべての地理的コンポーネントを識別します。
ポイント データ ファイル
ポイント データ製品としては、Master Location Data (MLD)、Centrus Points、Centrus NAVTEQ Points、Centrus TomTom Points などがあります。ポイント データは、米国全土にわたって住所の位置を最も正確に特定するためのポイントレベルのジオコーディングを提供します。Master Location Data データベースは、米国のすべての郵送可能および配達可能な住所について、取得できる最も適切な住所ポイントの場所を提供します。
ユーザ補助ファイル
Enterprise Tax モジュールがストリートレベルのマッチングにおいて、マスター ファイルからの結果をオーバーライドするために使用するユーザ定義のファイルです。マスター ファイルのものよりも新しいデータが存在する場合は、補助ファイルに新しいデータを入力し、それを住所マッチングに使用することができます。Enterprise Tax モジュールは、補助ファイルからの結果を重視するコードによるマッチ結果を返します。マッチ結果とともに補助ファイルからのユーザ定義データを返すこともできます。インストール プログラムによって、ファイル G1GTAUX が 指定された場所に作成されます。
GeoTAX 補助ファイル
マスター ファイルにまだ追加されていない新しい住所を含むファイルです。このファイルは、可能な限り最新の住所データを提供します。インストール プログラムによって、インデックス付き順次ファイル G1GTAX2 が 指定された場所に作成されます。
ランドマーク補助ファイル
入力レコードにカスタマイズされた住所情報が指定できる、ユーザ定義のファイルです。このファイルの推奨される主な用途は、企業の住所以外の場所 (坑口装置、送電塔、その他すべての記述的な場所など) とのマッチングです。このファイルの作成に必要な入力の一部である緯度/経度により、企業は、これらの固有の場所に影響を与える管轄区域の変更を自動的に追跡できます。このファイルとのマッチングでは、入力レコード情報がランドマーク ファイルの内容に厳密に一致する必要があります。この点は、ランドマーク ファイルへの入力を選択した場合のストリート レコードにも当てはまります。詳細については、 『Enterprise Tax モジュール ガイド』を参照してください。
州提供のフロリダ州フォーマット ファイル
個々の州政府が提供する、フロリダ州独自フォーマットの州提供ファイルです。Enterprise Tax モジュールではまず、州データベースとのマッチングを試みます。州との一致が見つからなかった場合、Enterprise Tax モジュールは、ロードされている場合は GeoTAX 補助ファイルとのマッチングを試み、続いてマスター ファイルとのマッチングを試みます。
州提供の TS-158 フォーマット ファイル
個々の州政府が提供する、TS-158 (ANSI Transaction Set No.158) フォーマットの州提供ファイルです。Enterprise Tax モジュールではまず、州データベースとのマッチングを試みます。州との一致が見つからなかった場合、Enterprise Tax モジュールは、ロードされている場合は GeoTAX 補助ファイルとのマッチングを試み、続いてマスター ファイルとのマッチングを試みます。
境界ファイル
境界ファイルは、
  • Special Purpose Tax District (spd.txb)
  • Insurance Premium Tax District (ipd.txb)
  • Payroll Tax District (pay.txb)
  • Personal Property Tax District (ptd.txb)
  • ユーザ定義境界ファイル (usr.txb)
PB Software 税率ファイル
Pitney Bowes Software の売上および使用税率ファイルを使用すると、Enterprise Tax モジュールにおいて、割り当てられた各税務管轄区域の売上および使用税率と、割り当てられた場所に対する合計税率を提供できます。インストール プログラムによって、インデックス付き順次ファイル GTTAXRT が作成されます。.
給与税対応ファイル
給与税相互参照ファイルにより、サードパーティのソフトウェアを使用して給与税率を特定することができます。相互参照ファイルは、米国政府の FIPS (連邦情報処理標準) コードと、サードパーティによる税ソフトウェアが使用する独自のジオコードを対応付けます。Payroll System Tax Code (給与システム税コード) ファイルは、給与システムで使用する給与税コードを返すためにユーザが作成するカスタマイズされたファイルです。インストール プログラムによって、 G1GTPTCG1GTPTC.vix というデータベース ファイルが作成されます。.
Taxware® 相互参照ファイル
この売上税相互参照ファイルにより、Enterprise Tax モジュールを使用して与えられた住所に対する税務管轄区域を特定し、 Taxware® ソフトウェアを使用してその税務管轄区域における売上税率を特定することができます。
Vertex® 相互参照ファイル
この売上税相互参照ファイルにより、Enterprise Tax モジュールを使用して与えられた住所に対する税務管轄区域を特定し、 Vertex® ソフトウェアを使用してその税務管轄区域における売上税率を特定することができます。
PB Software Vertex® 相互参照ファイル
Pitney Bowesが提供する Vertex® 相互参照ファイルです。インストール プログラムによって、データベース ファイルGTMSTR2 が 指定された場所に作成されます。