[検索] タブ
- 検索するデータのモデル要素として、[エンティティ] か [関連性] を選択します。
- [WHERE] ステップを設定します。具体的には、検索するデータが含まれているプロパティ、選択時に使う演算子、項目を返すかどうか判断するための値を選択します。上の人口の例で言えば、この [検索条件] ステップは「州の人口、"が次の値より大きい"、10,000,000」となります。これは、人口が 10,000,000 より大きい州について、データを返したりエンティティを選択したりする、ということを意味します。
- [実行] ボタン をクリックします。データが選択タスクの要件を満たした項目が、[選択された項目] リスト ボックスに表示されます。デフォルトでは、リスト内の最後の項目が選択されます(同様に、選択された各エンティティのすべてのデータがモデル コンポーネント ペインに表示されます)。
- [選択された項目] リスト ボックス内の任意の項目をクリックすると、その項目のプロパティ、関連性、および履歴が表示されます。
- [関連性] タブをクリックします。ステップ 4 でクリックした項目にリンクしている項目のリストが表示されます。上の人口の例を再び考えます。今度は、テキサス州の情報を返すような設定です。[選択されたアイテム] リストでテキサスをクリックし、[関連性] タブをクリックすると、テキサス州は境界州のアラスカ、ルイジアナ、ニューメキシコ、およびオクラホマと関連性があるというようなことがわかります。このビューでは、関連性またはエンティティによってソートできます。
- [履歴] タブをクリックすると、ステップ 4 で選択したエンティティまたは関連性に対して行われた変更が表示されます。あるいは、キャンバス上のエンティティまたは関連性をクリックすると、履歴データにアクセスできます。エンティティを選択した場合は、そのエンティティに対する変更の詳細情報や、そのエンティティに結び付けられている関連性に対する変更の高レベル情報が提供されます。関連性を選択した場合は、その関連性に対する変更の詳細情報が提供されます。 注: この情報は、履歴機能が有効化されている場合のみ返されます。履歴機能を有効にするには、次の手順に従います。履歴機能では、データをバージョン番号でグループ化して新しいものから順に示し、各バージョンに日付/時刻のスタンプを付与します。また、変更を加えたユーザ名も示します。さらに、[履歴] タブには、どんな変更についても次の詳細情報が表示されます。
- Management Console の [リソース] タブで [Data Hub の設定] を開きます。
- [履歴を追跡] ボックスをオンにして履歴をアクティブにします。
- 操作 — 実行された操作。追加、変更、または削除。エンティティを削除する場合は、それがモデルに再度追加される場合のみその操作が表示されることに注意してください。ただし、関連性またはプロパティを削除する場合は、それらの削除操作が履歴に表示されます。
- タイプ — 変更されたコンポーネント。プロパティまたは関連性。
- 名前 — 変更されたものの名前。プロパティの場合は、変更されたプロパティの ID になります。関連性が変更されたエンティティの場合は、ソースとターゲットの ID と関連性の名前になります。例えば、保険金詐欺データに対して、関連性に関する何らかの変更を加えてから、その関連性に結び付けられているいずれかのエンティティの履歴を表示すると、"Provider:Dr.John Smith=>Treated=>Patient:Jane Doe" のように表示されます。
- 値 — 入力された新しい値 (存在する場合)
- 以前の値 — 変更前の値 (存在する場合)
この反転機能をフィルタ ツールと組み合わせれば、不要なエンティティや関連性を選択して取り除き、目的のエンティティと関連性だけを分離できます。例えば、州データを照合するモデルを使い、選挙人票が 4 より大きいのはどの州か知りたいとします。大統領選挙人団の選挙人票が 4 票に等しいという条件でエンティティの選択を行い、[反転を選択] チェック ボックスをオンにして、[適用] ボタンをクリックします。こうして選択された州は、選挙人票が 4 より大きいものと、それより小さいものばかりになります。ここから、[フィルタ] タブをクリックし、[選択] ボックスで [エンティティ] をクリックすると、選挙人票が 4 のエンティティだけが残ります。