読み取りと書き込みの制限事項

読み取りの制限事項

  • Metadata Insights では、大文字と小文字の使い分けのみが異なるフィールド名が別の名前として解釈されません。2 つのテーブルまたは列名で大文字と小文字の使い分けのみが異なる同じ名前を使用している場合、それらは重複した名前と解釈されます。モデル ストアにそのようなフィールド名が含まれている場合、そのモデル ストアの展開は失敗します。

    例えば、DeDupDedupDEdup のようなフィールドは重複した名前と解釈されます。このような大文字と小文字の使い分けのみが異なるフィールドを含むモデル ストアの展開は、失敗します。

  • JDBC 固有のデータ ソースに依存するデータ ソース、物理モデル、論理モデル、またはモデル ストアは、管理ユーティリティを使用してインポートまたはエクスポートできません。

書き込みの制限事項

Enterprise DesignerWrite to DB ステージを使用してデータベース ソースに書き込む場合には、いくつかの制限事項があります。

  • Metadata Insights接続を使用したデータベース ソースへの書き込み中に、テーブルを作成することはできません。Metadata Insights接続の使用中に [テーブルの作成] をクリックすると、実行時例外が表示されます。
  • Metadata Insightsでは、複数の接続に対する統一的な同時書き込みをサポートしていません。一度に 1 つのソースに対して書き込みが可能です。
  • Metadata Insights接続を使用したデータベースへの書き込み中に、テーブルをドロップおよび再作成することはできません。
  • Metadata Insightsを使用したデータベースへの書き込み中に、削除や切り捨ての操作を行うことはできません。挿入と更新の操作のみが可能です。
  • Metadata Insightsは、各一括挿入が完了するたびにコミットを行います。[一括確定数] の値を 1 以外の値に変更することはできません。
    Enterprise DesignerWrite to DB ステージの [実行時] タブにおいて、[一括確定数] フィールドには Metadata Insights に対して 1 の値しか設定できません。
    注: 1 つのバッチは、デフォルトで 1000 件のレコードで構成されます。システムに応じたバッチ サイズを、Enterprise DesignerWrite to DB ステージの [実行時] タブで設定できます。
  • 一括挿入に対し、[最終確定] の機能はサポートされていません。この機能は、すべての一括操作が完了した後にコミットを行うものです。Metadata Insightsでは、各一括挿入が完了するたびにコミットが行われます。