Location Intelligence モジュール

  • (MID-37038 / SCS-5206) データフローが繰り返し失敗して、開いているファイルが多すぎる状態になると、Spectrum™ Technology Platformサーバーが応答しなくなっていました。この問題は修正されました。
  • (MID-36666) MapInfo Pro 16 を使用して作成した MRR ファイルが Spectrum Spatial version 11.0 SP1 で使用できません。今回のアップデートでこれが修正されています。
  • (MID-36571) Management Console で Centrus データベース リソースを追加するときに、データ ソースとして.gsbファイルしか選択できませんでした。今回のアップデートでこれが修正され、.txbファイルも選択できるようになりました。
  • (MID-35727) MRR ファイルに対して非常に大きなバッチ タイル ジョブを実行すると、メモリ リークが発生していました。メモリの使用が最適化されています。
  • (MID-35368) 11.1 S12 パッチのリリース後、個別値主題図レイヤに "その他すべて" のビンが存在しない場合に、REST API でのレイヤの記述でエラーが発生していました。このエラーは、モバイル インターフェイスを使用する Spectrum Spatial Analyst v8 のユーザにも影響を与え、マップ レンダリングに失敗する問題が生じていました。この問題は修正されました。
  • (MID-34291) マルチスペクトル色空間の Gen 4 MrSID ファイルが Spectrum Spatial でサポートされていないために、Generation 4 MrSID ラスタ イメージに対する Unknown MrSID ColorSpace エラーが、Render Named Map リクエスト内と、Spatial Manager を使用する場合に発生していました。マルチスペクトル色空間の MrSID ファイルを、MapInfo Pro のラスタ処理と同様の RGBA イメージに変換することによって、この問題が修正されています。この変換は、ディスク上ではなく実行時に行われます。この修正の結果、マルチスペクトル色空間を含むすべての MrSID ファイルが Spectrum Spatial でサポートされるようになりました。
  • (MID-34264) ラベル主題図とオーバーライド修飾子がスパース (疎な) スタイルをサポートしていませんでした。修飾子は、基本スタイルから始め、修飾子が適用されるすべての設定で繰り返す必要がありました。この問題は修正され、現在は変更の必要な設定にのみ修飾子を適用すればよくなりました。
  • (MID-34091) 個別値ラベル主題図がある名前付きマップをレンダリングすると、NullPointerException が発生しました。このタイプの主題図を持つ名前付きマップは、例外を発生させずにレンダリングされるように修正されました。
  • (MID-34014) ラベル ソース XML で指定した LabelOverrideTheme 式がレイヤのレンダリング時に使われず、基本ラベル式が使われていました。この問題は修正され、現在はオーバーライド式が適用されています。
  • (MID-33562) ズームされた MRR タイルをレンダリングすると、ピクセルが正方形ではなく長方形でレンダリングされることがありました。この問題は修正され、現在は MRR タイルのレンダリング品質が改善されました。
  • (MID-33310) Legacy Find Nearest ステージで MaxDistance パラメータを 0 に設定すると、この値が無視され、デフォルトの最大距離が使用されます。この問題は修正され、現在は MaxDistance パラメータを 0 に設定すると、それに応じた候補が返されるようになりました。
  • (MID-33208 / SSP-305) Mapping サービスを使って 2 つの結合テーブルにライン連結をレンダリングするときに、それらのテーブルに結合レコードの欠落があると、生成されるマップで ServiceRunTime エラーが返されます。この問題は修正され、現在はレコードが 2 つの結合テーブル間で連結されない場合、それらは無視されます。
  • (MID-32777) SOAP Mapping サービスを使用してラベルを含むマップまたはレイヤを記述したところ、返されてきた応答にラベル文字列として使用した式が入っていませんでした。この describe の応答を次にマップ リクエストで使うと、ラベル文字列の式が含まれていないためにエラーとなりました。現在は、describe メソッドにラベル文字列の式が含まれるようになり、これらの応答を使用したマップ リクエストは正常に動作します。
  • (MID-32633 / SCS-4395) MI_GridValueAt 関数で GRD ファイルを使用すると、"不明なグリッド セル タイプ" というエラーが発生していました。現在は高精度の Northwood Numeric Grid (.grd) ファイルに対してセル値をクエリする機能がサポートされました。高精度の .grd ファイルとは、uint32 セル データが含まれるファイルのことを指します。
  • (MID-32595) WFS の GetFeature 操作を複数のフィーチャー タイプに対して実行すると、最初のフィーチャー タイプの境界のみを返す。この問題はこのリリースで修正されており、すべてのフィーチャー タイプの境界が返されるようになりました。
  • (MID-32235) Map Tiling Service の使用時に、レンダリングされたイメージを拡大すると 1 ピクセルのずれが生じました。今回のリリースではこの問題が修正されています。
  • (MID-32099) WFS の GetFeature 操作が、ジオメトリ タイプ GeometryCollection を含むテーブルに対して機能していませんでした。今回のリリースではこの問題が修正されています。
  • (EGMI-2321) Global Geocoding モジュールからの Geometry オブジェクトを、Location Intelligence モジュールの Spatial Calculator に引き渡した場合に、IGeometry オブジェクトへの型変換ができず、例外が発生していました。この問題は解決されました。