HTTPS 通信の設定
デフォルトでSpectrum™ Technology Platformサーバーは、Enterprise Designer との通信、Management Console や Metadata Insights などのブラウザ アプリケーションとの通信、Web サービス リクエストや API 呼び出しの処理、リモート サーバーとの通信に HTTP を利用します。これらのネットワーク通信をセキュリティ保護する場合は、HTTPS を使用するように Spectrum™ Technology Platformを設定できます。
注: Spectrum™ Technology Platformでは、通信の暗号化に TLS 1.2 を使用します。Spectrum™ Technology Platformの Web サービスや API にアクセスするアプリケーションは、HTTPS を介して接続するために TLS 1.2 をサポートする必要があります。
以下では、HTTPS 通信をSpectrum™ Technology Platformの単一サーバー インストール環境で有効にする手順を説明します。HTTPS を使用する必要があるが、Spectrum™ Technology Platformをクラスタで実行している場合は、この手順を行わないでください。そのようなケースでは、クライアントとの通信に HTTPS を使用するようにロード バランサーを設定します。ロード バランサーと Spectrum™ Technology Platformノードとの通信、およびノード間の通信は、Spectrum™ Technology Platform クラスタリングが HTTPS をサポートしないことから、暗号化されます。ロード バランサーとクラスタ内の Spectrum™ Technology Platformサーバーは、セキュアな環境を提供するため、ファイアウォールの反対側にある必要があります。
HTTPS 通信を Spectrum™ Technology Platformの単一サーバー インストール環境で設定するには: