バッファリング
ポリゴン、ライン、ポイントに近いエリアを指定するのにバッファリングを使用します。
バッファリングされたポリゴン (zone) |
バッファリングされたライン (corridor) |
バッファリングされたポイント (circle) |
例えば、あなたが保険会社に勤務している場合、潜在的な顧客の家が洪水発生地帯の 500 フィート以内にあるかどうかを知ることができれば、実際に洪水発生地帯内になかったとしても、洪水保険を勧めることができます。下記の図は、バッファリングされたポリゴンを使用してこのシナリオを表しています。点線は、洪水発生地帯の境界線を示しており、色の付いているエリアは境界線から 500 フィートの範囲にあるエリアを示しています。
バッファエリアは、境界線の両サイド (内側と外側) に及んでいます。バッファリングを使用する場合、出力フィールド BufferRelation はそのポイントがバッファリングに含まれているかどうか、また、ポリゴンの内側と外側のどちらにあるかを示します。以下の図は、これを表したものです。
ポイントはポリゴンの中にあり、バッファエリア内にはありません。 出力フィールド BufferRelation は "P" となります。 |
ポイントは、ポリゴンの中にあり、バッファエリア内にあります。 出力フィールド BufferRelation は "I" となります。 |
ポイントは、ポリゴンの外にありますが、バッファエリア内にあります。 出力フィールド BufferRelation は "B" となります。 |
レコードごとのポリゴン バッファのサイズは BufferWidth 入力フィールドで指定し、ジョブ用のデフォルトのポリゴン バッファ幅は [デフォルト バッファ幅] オプションで設定します。