名前付きリソースの管理

Spectrum Spatial リポジトリ内で実行する必要があるリソース管理の種類に応じて、以下のツールを選択できます。

以下の表に、各種類の操作と名前付きリソースに対して使用するツールの概要を示します。

Spatial Manager

Spatial Managerは、名前付きリソースを表示および管理するための Web アプリケーションです。Spatial Managerは、次の目的に使用できます。

  • 名前付き接続、テーブル、WMTS レイヤ、タイルを作成、変更する
  • 名前付き接続、テーブル、マップ、レイヤ、WMTS レイヤ、タイルの詳細を表示する
  • WMS、WFS、および WMTS の設定を構成し、WMS と WMTS レイヤおよび WMTS フィーチャー タイプを作成および変更する
  • Feature Service および Mapping Service を設定する
  • リポジトリに存在するリソースの検索、名前の変更、移動、または削除を行う
  • リポジトリ内のフォルダを作成、名前変更、および削除する

リソース間の接続を維持するために、名前付きリソースの名前変更、移動、削除には Spatial Managerを使用することを推奨します。

Spatial Manager の詳細については、『Spectrum Spatial ガイド』の「ユーティリティ」セクションを参照してください。

Map Uploader

Map Uploader は、名前付きリソース (名前付きマップ、名前付きレイヤ、名前付きテーブル) をリポジトリに追加することができる、MapInfo Pro (バージョン 11.5 以降) のプラグインです。

Map Uploader のインストーラのダウンロードと、ドキュメントの表示は、ようこそページの [Spectrum Spatial] セクションにある [ユーティリティ] タブで行えます。Map Uploader 関連のドキュメントは、『Spectrum Spatial ガイド』の「ユーティリティ」セクションで入手できます。

管理ユーティリティ

管理ユーティリティの limrepo exportコマンドとlimrepo import コマンドにより、名前付きリソースをコマンド ラインから管理できます。limrepo mwsimportコマンドを使うと MapInfo Pro または MapXtreme Workspace Manager で作成された MapInfo Workspace (MWS) ファイルを、名前付きリソース (名前付き接続、名前付きテーブル、名前付きレイヤ、名前付きマップ) として Spectrum Spatial リポジトリにプロビジョニングすることができます。

管理ユーティリティは、ようこそページの [プラットフォーム クライアント ツール] セクションにある [コマンド ライン] 見出しからダウンロードできます。LIM コマンド関連のドキュメントは、『Spectrum Spatial ガイド』の「管理」セクションで入手できます。

Named Resource Service

Named Resource Service は、ツールではありませんが、リポジトリ内のほとんどすべての種類の名前付きリソースを管理するためにも使用できます。1Named Resource Service では、リポジトリ内のリソースの追加、一覧表示、更新、削除、および検索に使用できる一連の一般的な操作を実行できます。このサービスの利点は、コンテンツを管理できる単純な SOAP API を使用して、リポジトリのリソースをサービス レベルで管理できることです。

Named Resource Service では次の操作が可能です。

  • リポジトリ内のすべてのリソース (またはサブセット) を一覧表示する
  • リソースをリポジトリに追加する
  • リポジトリ内に存在するリソースを変更する
  • リソースをリポジトリから削除する
  • リソースをリポジトリから読み取って定義を返す
  • リポジトリ内のリソースを検索する

詳細については、『Spectrum Spatial ガイド』 (support.pb.com) の「サービス」セクションを参照してください。

1 名前付き設定は、Named Resource Service を使用して管理できない唯一の名前付きリソースです。リポジトリ内の名前付き設定にアクセスするには、WebFolders などの WebDAV ツールを使用する必要があります。