タイルの詳細ページ

Spatial Managerで名前付きタイルをクリックまたは選択すると、そのリソースに関する詳細情報を示すページが表示されます。

タイル名
名前付きタイルの名前。タイルの名前を変更するには、名前の上にカーソルを合わせて鉛筆アイコン をクリックし、編集モードに入ります (名前付きリソースおよびフォルダの名前変更を参照)。
説明
名前付きタイルの説明。説明を入力するには、[追加] をクリックします。既存の説明をクリックすると、その説明を編集できます。説明のために入力できる内容に制限はなく、入力が必要な最小文字数もありません。
キーワード
リポジトリの内容を説明する語句。キーワードにより、リポジトリの検索をより効果的なものにできます。必要な権限があれば、キーワードの追加、編集 (キーワード上にマウス カーソルを移動すると、鉛筆アイコンが表示されます)、削除を行うことができます。キーワード セットの管理性を維持しながら検索を容易にするために、大文字と小文字を使用できますが (例えば、"MyMap" というキーワードを追加できます)、 大文字と小文字の組み合わせのバリエーションは使用できません (例えば、"MyMap" と "mymap" を別々の 2 つのキーワードとして使用することはできません)。
[リソース情報] タブ
リソースに関する情報。名前 (リポジトリ内のパス)、タイルが参照する名前付きマップ (名前付きマップへのリンク、またはインライン参照用のパスとして表示)、タイプ (名前付きタイル)、作成日、最終更新日 (使用ブラウザのロケールで表示) など。
[設定] タブ

名前付きタイルのプロパティを表示します。

プロパティ 説明
座標系 名前付きマップをホスティングする座標系の投影法。Map Tiling Service は、名前付きマップを定義された投影法に変換します。投影法は EPSG 形式で定義されます。最良の結果が得られるように、epsg:3857 (一般的な可視化の CRS である「一般的なメルカトル図法」) を使用します。
境界 タイル境界は、タイル化されたマップの範囲を、選択された座標系を単位として定義します。
タイル レベル マップを扱うための最小および最大のズーム レベル。1 ~ 25 の範囲で値を指定します。レベルは、マップ イメージがどれくらい地球に近いかを示します。レベル 1 は最も広域で、マップ全体が描画される 1 個のタイルで構成されます。詳細については、タイルのレベルとはを参照してください。
タイル有効期限 HTTP クライアント (Web ブラウザなど) は、パフォーマンスを向上するためにマップ タイルをキャッシュして再利用します。このオプション設定を使うと、特定の日付またはタイルの寿命を指定できます。この期限を過ぎると、HTTP クライアントは新しいマップ タイルをサーバーから取得し、キャッシュ内の古いマップ タイルと置き換えます。このフィールドは、日付 (YYYY-MM-DD) または、日単位での時間値で表示されます。HTTP クライアントのキャッシュ機能については、http://www.w3.org/Protocols/rfc2616/rfc2616-sec14.html を参照してください。
イメージ設定  
イメージ フォーマット 名前付きマップに対してタイル サーバーが生成するタイルに使用可能なイメージ (mime) タイプ (PNG、GIF、または JPG/JPEG)。優先設定を指定しない場合、デフォルトの PNG が使用されます。
タイル幅 ピクセル単位で表したタイルの幅。16 以上を指定する必要があります。
パッド係数 ラベルがタイル境界にまたがる場合に、ラベルのクリッピングを防ぐために使用します。リクエストされたタイルの周囲にレンダリングするタイルの数を制御します。0 はパディングなしを意味し、1 はリクエストされたタイルの周囲の 1 タイルのパディングを意味します。優先設定を指定しない場合、設定内のグローバル優先設定が使用されます。どちらも指定しない場合、デフォルトは 1.0 です。パディングを増やすほどラベルやシンボルのクリッピングは減りますが、大きなパッド係数を使うとパフォーマンスに悪影響を与えます。
背景の不透明度 表示されるタイル イメージの背景の不透明度 (透明度) のレベルをパーセントで示します。0% は完全に透明、100% は完全に不透明を表します。
ラベルのレンダリング タイル生成時にマップ上で既存のラベル レイヤをレンダリングするようにします。優先設定を指定しない場合、デフォルトの [はい] が使用されます。