結果コード

結果コードは、ジオコーディングの成功または失敗に関する情報やジオコードの精度に関する情報を示します。

表 1. 結果コード出力

columnName

説明

Geocoder.MatchCode

入力住所が候補住所にどの程度近いかを示します。

IsCloseMatch

住所が近似一致と見なされるかどうかを示します。住所は、[マッチング] タブの [近似検索条件] オプションで設定した基準に基づいて近似かどうかが決定されます。

Y
住所は近似一致です。
N
住所は近似一致ではありません。

MultiMatchCount

ストリート住所のジオコーディングの場合は、指定された住所に見つかったマッチングする住所の数。

交差点のジオコーディングの場合は、指定された住所に見つかったマッチングする交差点の数。

Status

マッチの成功または失敗を報告します。

NULL
成功
F
失敗

Status.Code

ジオコーダが住所を処理できない場合、このフィールドにその理由が設定されます。

  • Internal System Error
  • No Geocode Found
  • Insufficient Input Data
  • Multiple Matches Found
  • Exception occurred
  • Unable to initialize Geocoder
  • No Match Found

Status.Description

ジオコーダが住所を処理できない場合、このフィールドに失敗に関する説明が設定されます。

Problem + explanation
Status.Code = Internal System Error の場合にこれが返されます。
Geocoding Failed
Status.code = No Geocode Found の場合にこれが返されます。
No location returned
Status.code = No Geocode Found の場合にこれが返されます。
No Candidates Returned
ジオコーダは住所に一致する候補を識別できませんでした。
Multiple Candidates Returned and Keep Multiple Matches not selected
住所に一致する候補が複数見つかりました。候補の住所が返されるためには、KeepMultimatch=Y を指定する必要があります。

LocationPrecision

ジオコードの精度を表すコード。次のいずれかです。

0
この候補住所の座標情報はありません。
1
補間されたストリート住所。
2
ストリートセグメントの中間点。
3
郵便番号 1 セントロイド。
4
部分郵便番号 2 セントロイド。
5
郵便番号 2 セントロイド。
6
交差点。
7
POI (point-of-interest)。プレースホルダ値です。Spectrum のデータベースには POI データがないので、この値を返すことはできません。
8
州/省セントロイド。
9
郡セントロイド。
10
都市セントロイド。
11
地方セントロイド。
12 ~ 15 (LocationPrecision コード)
ほとんどの国では、LocationPrecision コード 12 ~ 15 が未指定のカスタム項目用に予約されています。
13
未指定のカスタム項目に使う追加のポイント精度。
14
未指定のカスタム項目に使う追加のポイント精度。
15
未指定のカスタム項目に使う追加のポイント精度。
16
結果は住所ポイント。
17
住所ポイント データを使って候補セグメント データを修正し、結果を生成しました。
18
結果は、中央線オフセット機能を使用して投影された住所ポイント。中央線オフセット機能を使用し、それによって LocationPrecision 18 を返すには、ポイントとストリート範囲の両方のデータベースを使用する必要があります。

StreetDataType

住所のジオコーディングに使うデータベースのデフォルトの検索順序ランク。値 "1" はそのデータベースがデフォルト検索順序の先頭のデータベースであり、値 "2" はデフォルト検索順序の 2 番目のデータベースであることを意味します。以降も同様です。

デフォルトのデータベース検索順序は、Management Console で指定します。