グローバル住所パーサー の機能

グローバル住所パーサー には次のような機能があります。

  • Machine Learning でトレーニングされたモデルにより、住所文字列をその構成要素に分割およびフォーマットします。
  • 住所をローマ字に分割して、ローマ字の入力住所を受け入れます。いくつかのギリシャ文字もサポートします。
  • 現在、ドイツと英国の 2 国についてパーシングをサポートしています。
  • 国固有の住所表記の慣習に効率的に対応します。住所コンポーネントは国によって多種多様です。例えば、ドイツの住所の家番号は、通り名の後に続き、郵便番号は都市の前に表記します。グローバル住所パーサー は、こうした複雑な表記を効率的に処理し、指定した国の慣習に従って住所コンポーネントを予測します。
  • 次のシーケンスで表記されるドイツの住所をパースします。組織名、通り、住所番号、郵便番号、郊外、都市、郡、州/省、国、PO Box。PO Box は、入力シーケンスのどの位置にも配置できます。
    注: 次の住所コンポーネントの値は、出力内で入れ替え可能です。郊外、都市、郡および州/省。
  • 次のシーケンスで表記される英国の住所をパースします。組織名、フロア、場所の名前、住所番号、通り、近隣、都市、郊外、郡、郵便番号、PO Box および国。国は、入力シーケンス内で、郊外の前にも後にも配置でき、PO Box はシーケンスのどの位置にも配置できるようにサポートされています。
    注: 都市、郊外および近隣の住所コンポーネントの値は、出力内で入れ替え可能です。
  • パーシングのためのリファレンス用の住所データベースが不要になります。