オプション

表 1. AutoComplete Loqate のオプション

オプション名

説明

データベース

住所処理に使用するデータベースを指定します。Management Console の [データベース リソース] パネルで定義されたデータベースのみが使用可能です。

大文字小文字

出力データの大文字と小文字の区別を指定します。次のいずれかです。

混在
出力に大文字と小文字を混在させます (デフォルト)。例:

123 Main St
Mytown FL 12345

大文字
出力に大文字を使用します。例:

123 MAIN ST
MYTOWN FL 12345

デフォルト国

デフォルト国を指定します。大部分の住所が存在する国を指定してください。例えば、処理する住所の大部分がドイツにある場合は、ドイツを指定します。

国フォーマット

Country 出力フィールドに返される国名に使用するフォーマットを指定します。例えば、英語を選択した場合、"Deutschland" という国名は "Germany" として返されます。

英語名
英語の国名を使用します (デフォルト)。
ISO コード
国名の代わりにその国の 2 文字の ISO の略語を使用します。
UPU コード
国名の代わりにその国の万国郵便連合 (Universal Postal Union: UPU) の略語を使用します。

スクリプト/アルファベット

出力がどのアルファベットまたはスクリプトで返されるかを指定します。このオプションは双方向で、通常はネイティブからラテン文字へ、およびラテン文字からネイティブへ実行されます。

入力文字
書き直しを実行せず、入力と同じスクリプトで出力します (デフォルト)。
ネイティブ
使用可能な場合は、選択した国のネイティブ スクリプトで出力します。
ラテン文字 (英語)
英語の値を使用します。

返されるレコードの最大数

AutoCompleteLoqate が返す住所の最大数。デフォルトは 10 です。

高度な検索を優先

インデックス ファイル形式のデータを使用することによって、240 カ国に対して入力時間を最大 80% 短縮します。検索を実行すると、Loqate エンジンはまず、該当するインデックスを検索します。インデックスが存在する場合は、候補住所のリストを直ちに返そうと試みます。インデックスが存在しないか、インデックスによって結果が 1 つも返されない場合は、オリジナルの検索処理を開始します。
注: 高度な検索は、入力ファイルにフィールドが 2つだけ存在する場合に実行可能です。1 つは Country フィールドで、もう 1 つはいずれかの AddressLine フィールドです。このオプションを選択し、入力ファイルにそれ以外のフィールドが含まれる場合は、オリジナルの検索処理が自動的に開始されます。

検索を行うために、Auto Complete インデックスは米国内の検索に対しては最初の 10 文字まで、その他すべての対象国内の検索に対しては最初の 15 文字までを使用します。空白と句読文字は、この文字数にカウントされません。

高度な検索は、ボツワナ、エチオピア、インド、カザフスタン、マレーシア、モンゴル、セントクリストファー・ネイビス、およびサンマリノでは使用できません。
注: 高度な検索を使用するには、有効なライセンスが必要です。高度な検索のライセンスを取得していないか、ライセンスの期限が切れている状態で、この機能を有効にすると、ジョブ全体が失敗します。

重複処理

重複処理マスクを有効にし、重複レコードの処理および削除の方法を指定します。次のオプションから 1 つ以上を選択します。

単一
デフォルトで選択されています。入力の前処理により、単一フィールドで発生している重複を削除します。
複数
デフォルトで選択されています。入力の前処理により、すべてのフィールドわたって重複を削除します。
非標準
入力の前処理により、標準住所フィールドでないフィールド内の重複を削除します。
出力
デフォルトで選択されています。検証の出力の後処理により、検証されていないフィールドから重複を削除します。

データ ライセンス エラーの処理

データ ライセンス エラーの発生時に Spectrum Technology Platform がどのように応答するかを指定します。

ジョブのエラー
データ ライセンス エラーが発生した場合、ジョブ全体をエラーにします。
レコードのエラー
データ ライセンス エラーの発生原因となったレコードをエラーにし、処理を続行します。