CASS 認定処理

特定のオプションの組み合わせを有効にすると、ValidateAddress を CASS 認定™モードで動作させることができます。CASS 認定™処理を使用すると、USPS® の郵便料金値引きのための条件を揃えることができます。

CASS 認定™処理を使用すると、Validate Address が USPS CASS Form 3553 を生成します。このフォームを USPS に郵便物と一緒に渡さなければ、値引きを受けることができません。フォームには CASS 処理に使用したソフトウェアに関する情報、名前と住所のリストに関する情報、出力ファイルに関する情報、差出人に関する情報、およびその他の郵便物に関する統計が含まれます。USPS Form 3553 の詳細については、www.usps.com を参照してください。

また、CASS 認定™処理では USPS CASS 詳細レポートも生成されます。このレポートに含まれる情報は 3553 レポートと同じものですが、DPV、LACS、および SuiteLink に関する大幅に詳しい統計情報が含まれます。USPS CASS 詳細レポートは、郵便料金の値引きを受けるために必ずしも必要ではなく、郵便物と一緒に提出する必要はありません。

注: USPS CASS Form 3553 と USPS CASS 詳細レポートはバッチ処理でのみ使用できます。

Validate Address を CASS 認定™モードで実行するには、以下の手順に従います。

  1. Validate Address を CASS 認定™モードにする必要があります。ウィンドウの一番上に(CASS 認定でないもの) と表示される場合は、[CASS 有効] ボタンをクリックしてください。[CASS ルールを強制] チェック ボックスが表示されます。
  2. [CASS 3553 を設定] をクリックします。[CASS レポート フィールド] ダイアログ ボックスが表示されます。
  3. [リスト処理元] の会社名、[リスト名または ID 番号]、およびこのジョブで処理する [リスト数] を入力します。
  4. [差出人名]、[住所]、および[都市]、[州]、[ZIP] を入力します。
  5. [OK] をクリックします。

    生成された USPS® CASS Form 3553 のセクション B にリストの情報が、セクション D に差出人の情報が表示されます。

  6. Enterprise Designer で、CASS3553 レポートをレポートのパレットからキャンバスにドラッグします。
  7. キャンバスの [CASS3553] アイコンをダブルクリックします。
  8. [ステージ] タブで、[Validate Address] チェックボックスをオンにします。Validate Address ステージを何か別の名前に変更している場合は、住所検証ステージに指定した名前のチェック ボックスをオンにする必要があります。
  9. [パラメータ] タブで、レポートのフォーマットを選択します。PDF、 HTML、またはプレーン テキストのフォーマットでレポートを作成できます。
  10. [OK] をクリックします。
  11. CASS 詳細レポートを生成する場合は、CASSDetail に対して手順 6 ~ 10 を繰り返します。
    注: Validate Address ステージとレポートの間にコネクタを引く必要はありません。