自動データ タイプ変換

ステージに提示されたデータのタイプが適切でないとき、Spectrum™ Technology Platform では、場合によってデータを自動的に適切なタイプに変換できます。例えば、Validate Address は文字列データだけを入力として受け付けます。PostalCode 入力フィールドが integer タイプの場合、Spectrum™ Technology Platform は自動的にフィールドを文字列に変換し、PostalCode フィールドを正しく処理できます。同様に、Math ステージでは、データは数値データ タイプである必要があります。入力データが文字列タイプの場合、Spectrum™ Technology Platform は Math ステージの [フィールド] タブで指定されているデータ タイプにデータを変換できます。

データ タイプの自動変換は、データフローのチャネルで行われます。チャネルでデータ タイプが正しく変換される場合、チャネルの中央に青い点が表示されます。

チャネルをダブルクリックすると、行われるデータ タイプ変換を確認できます。次の例の場合、文字列データが整数データに変換されています。

このダイアログ ボックスでは自動データ タイプ変換のデータ タイプを変更できないことに注意してください。出力データ タイプは、下流ステージでの設定によって決まります。

フィールドの値が有効でない場合や、フィールドが変換できない場合は、チャネルに赤い円が表示されます。

タイプ変換オプションを使用することで、タイプ変換に失敗した場合のデータフローの処理を指定できます。