FTP サーバーへの接続

Spectrum™ Technology Platformから FTP サーバー上のファイルにアクセスするには、Management Console を使って FTP サーバーへの接続を定義する必要があります。接続を定義した後は、FTP サーバー上のファイルに対してデータの読み書きを行うデータフローを Enterprise Designer で作成できます。

FTP サーバーに接続する前に、FTP サーバー上のタイムアウトの設定が、この接続を使うジョブに適しているか確認します。ジョブの設計によっては、接続がアイドルになる時間があり、それが接続のタイムアウトを引き起こす可能性があります。例えば、2 つの Read from File ステージが 1 つの Import To Hub ステージに接続されているデータフローがあるとします。Import To Hub ステージが一方の Read from File ステージからレコードを読み込んでいる間にもう一方がアイドルとなり、FTP サーバーへの接続がタイムアウトになる可能性があります。接続がタイムアウトにならないように、FTP サーバー上のタイムアウト値に 0 を設定することを検討してください。

注: FTP サーバーは、能動的接続モードで実行されている必要があります。受動的接続モードはサポートされていません。
  1. Management Console を開きます。
  2. [リソース] > [データ ソース] に移動します。
  3. [追加] ボタン をクリックします。
  4. [名前] フィールドに、接続の名前を入力します。任意の名前にすることができます。
    注: 接続をいったん保存すると、名前の変更は不可能になります。
  5. [タイプ] フィールドで、FTP を選択します。
  6. [ユーザ名][パスワード] のフィールドに、FTP サーバーを認証するために使用する資格情報を入力します。これは、FTP サーバーがユーザ名を要求する場合にのみ必要です。
  7. [ホスト] フィールドに、FTP サーバーのホスト名または IP アドレスを入力します。
  8. [ポート] フィールドに、 サーバーで FTP に使用されるネットワーク ポートを入力します。
  9. [テスト] をクリックして、Spectrum™ Technology Platform サーバーが FTP サーバーに接続できることを確認します。
  10. [保存] をクリックします。