出力フィールドのグループ化

グループ化を使用するクエリを作成するには、[Grouping] チェック ボックスを使用してグループ化する式をマークします。

グループ化を使用するクエリでは、グループ化または集計する式のみを SELECT リストに表示できます。したがって、クエリ ビルダを使用すると、式をグループ化および集計する [Output] チェック ボックスをオンにできます。グループ化または集計関数が設定されていない列に対してこのチェック ボックスをオンにしようとした場合、[Grouping] チェック ボックスが自動的にオンになり、生成される SQL クエリの妥当性が維持されます。

[Columns] ウィンドウに [Grouping] チェック ボックスがオンの列が含まれる場合、[Criteria for] という新しい列がグリッドに表示されます。この列は、条件を式グループまたはその値に適用します。

例えば、Aggregate 関数 "Avg" が設定された列 "Quantity" がクエリにあり、[Criteria] 列に > 10 と入力します。[Criteria for] 列に "for groups" 値を設定すると、生成されるクエリには、平均数量が 10 より大きいグループのみが含まれ、クエリの HAVING 句に "Avg(Quantity) > 10" という条件が含まれるようになります。[Criteria for] 列に "for values" 値を設定すると、生成されるクエリは Quantity 値が 10 より大きいレコードに対してのみ Average 集計関数を計算し、クエリの WHERE 句に "Quantity > 10" という条件が含まれるようになります。