Read from Hadoop Sequence File ステージで、[フィールド] タブに、ファイル内のフィールドの名前、位置、タイプを定義します。[ファイル プロパティ] タブで入力ファイルを定義したら、フィールドを定義できます。
入力ファイルにヘッダ レコードが含まれていない場合、またはフィールドを手動で定義する場合は、[フィールド] タブで以下の手順に従います。
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入力ファイル内に既に存在するフィールドを定義するには、[再生成] をクリックします。その後、[検出タイプ] をクリックします。これにより、ファイルの最初の 50 個のレコードに基づいて、各フィールドのデータ タイプが自動的に設定されます。
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出力にフィールドを追加するには、[追加] をクリックします。
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[名前] フィールドで、追加するフィールドを選択するか、フィールドの名前を入力します。
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[タイプ] フィールドで、データに対して数学的な操作を行う予定がない場合は、データ タイプを文字列のままにしておくことができます。ただし、そのような操作を行う予定がある場合は、適切なデータ タイプを選択します。ファイルに含まれる文字列データは、データフローでの適切なデータ操作を可能にするデータ タイプに変換されます。
このステージでは、以下のデータ タイプがサポートされています。
- double
- 正と負の倍精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-1074 ~ (2-2-52)×21023。指数表記すると、値の範囲は、-1.79769313486232E+308 ~ 1.79769313486232E+308 となります。
- float
- 正と負の単精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-149 ~ (2-223)×2127。指数表記すると、値の範囲は、-3.402823E+38 ~ 3.402823E+38 となります。
- integer
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-231 (-2,147,483,648) ~ 231-1 (2,147,483,647)。
- long
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-263 (-9,223,372,036,854,775,808) ~ 263-1 (9,223,372,036,854,775,807)。
- string
- 文字シーケンス。
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[位置] フィールドで、レコード内のこのフィールドの位置を入力します。
例えば、この入力ファイルで、AddressLine1 は位置 1、City は位置 2、StateProvince は位置 3、PostalCode は位置 4 です。
"AddressLine1"|"City"|"StateProvince"|"PostalCode"
"7200 13TH ST"|"MIAMI"|"FL"|"33144"
"One Global View"|"Troy"|"NY"|12180
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フィールドの値文字列の先頭と末尾から余分なスペース文字を削除するには、[トリム] チェック ボックスをオンにします。