Read from SAP におけるレコードのフィルタリング

Read from SAP のフィルタ設定によって、SAP テーブルからすべてのレコードではなくレコードのサブセットを読み込むことができます。レコードをフィルタするには、データフローに読み込むレコードに含まれている必要がある値を指定します。フィルタ条件を指定しない場合、テーブルのすべてのレコードがデータフローに読み込まれます。フィルタ条件の使用はオプションです。

注: Read from SAP ステージが複数の SAP テーブルからデータを読み込むように設定されている場合、フィルタは JOIN 操作の実行後に適用されます。
  1. Read from SAP ステージで、[フィルタ] タブをクリックします。
  2. [追加] をクリックします。
  3. [テーブル名] フィールドで、フィルタを適用するレコードを含むテーブルを選択します。
  4. [フィルタ] フィールドで、フィルタリングのベースとして使用するデータを含むフィールドを選択します。
  5. 次のいずれかの演算子を選択します。
    注: 使用可能な演算子は、フィルタを適用するフィールドのデータ タイプによって異なります。
    演算子 説明
    含む 文字列が指定された値を含むかどうかを確認します。

    が次に等しい

    フィールドの値が指定された値とマッチするかどうかを確認します。
    が等しくない

    フィールドの値が指定された値とマッチしないかどうかを確認します。

    次の値より大きい

    フィールドの数値が指定された値よりも大きいかどうかを確認します。この演算子は、数値データ タイプおよび数字を含む文字列フィールドに対してのみ適用できます。

    次の値以上

    フィールドの数値が指定された値以上かどうかを確認します。この演算子は、数値データ タイプおよび数字を含む文字列フィールドに対してのみ適用できます。

    次の値より小さい

    フィールドの数値が指定された値未満かどうかを確認します。この演算子は、数値データ タイプおよび数字を含む文字列フィールドに対してのみ適用できます。
    次の値以下

    フィールドの数値が指定された値以下かどうかを確認します。この演算子は、数値データ タイプおよび数字を含む文字列フィールドに対してのみ適用できます。

    が NULL である フィールドが NULL 値かどうかを確認します。

    が NULL でない

    フィールドが NULL 値でないかどうかを確認します。
    が次で始まる フィールドが指定された値で始まっているかどうかを確認します。
    が次で終わる フィールドが指定された値で終了しているかどうかを確認します。
  6. 選択フィールドの値と比較する値を入力します。
  7. [OK] をクリックします。
  8. 必要に応じて、フィルタ条件をさらに追加します。
    注: 複数のフィルタ条件を指定した場合は、すべてのフィルタ条件が真でなければレコードはデータフローに読み込まれません。いずれかの条件が真でない場合、レコードはデータフローに読み込まれません。