Read from Spreadsheet

Read from Spreadsheet は、データフローへの入力として、Excel スプレッドシートからデータを読み込みます。.xls と .xlsx の両方のファイル形式をサポートしています。

[ファイル プロパティ] タブ

[ファイル プロパティ] タブには、スプレッドシートとデータフローに読み込むデータを指定するためのオプションがあります。

フィールド名

説明

サーバ名

入力として選択したファイルが Enterprise Designer を実行しているコンピュータ上にあるか、Spectrum™ Technology Platform サーバー上にあるかを示します。ローカル コンピュータ上のファイルを選択した場合、サーバー名はマイ コンピュータになります。サーバー上のファイルを選択した場合、サーバー名は Spectrum™ Technology Platform になります。

ファイル名

ファイルへのパスを指定します。省略記号ボタン (...) をクリックし、必要なファイルを参照して選択します。

注: なお、Spectrum™ Technology Platform サーバーを実行しているプラットフォームが Unix または Linux の場合、これらのプラットフォームでファイル名およびパスの大文字と小文字が区別されることに注意してください。

データ選択

データフローに読み込むデータをスプレッドシートから選択する方法を指定します。次のいずれかです。

シート データ
スプレッドシート内のシートからすべてのデータを読み込むには、このオプションを選択します。
範囲データ
読み込むセルの範囲を指定して、シートからデータのサブセットを読み込むには、このオプションを選択します。
名前付き範囲
スプレッドシートの名前付き範囲を指定して、シートからデータのサブセットを読み込むには、このオプションを選択します。

シート選択

[データ選択] フィールドで [シート データ] または [範囲データ] を選択した場合、このオプションを使用して、データフローにデータを読み込むシートを選択します。

範囲

[データ選択] フィールドで [範囲データ] を選択した場合、このオプションを使用して、範囲を開始するセルと範囲を終了するセルを指定します。

名前付き範囲

[データ選択] フィールドで [名前付き範囲] を選択した場合、このオプションを使用して、データフローに読み込む範囲の名前を指定します。範囲はスプレッドシートに定義されています。一覧表示される範囲がない場合は、スプレッドシートに範囲が定義されていないことを意味します。

ヘッダ行

列の見出しを含む行を指定する場合は、このボックスをオンにします。列の見出しはデータフロー フィールド名になりますが、フィールド名は [フィールド] タブで変更できます。このボックスをオンにしない場合、データフロー フィールドには一般的なデフォルト名 Column1、Column2 などが付与されます。

指定するヘッダ行は、データ選択における相対位置になります。例えば、[データ選択] フィールドで [範囲データ] を選択し、その範囲が 5 行目から始まる場合、ヘッダ行として 1 を指定すると、スプレッドシートの 5 行目がヘッダ行として使用されます。その範囲の先頭の行はスプレッドシートの 5行目だからです。

ヘッダからのデータ オフセット

ヘッダ行を指定した場合、このフィールドは、データが含まれる先頭行をヘッダからの相対位置で指定します。例えば、1 を指定すると、ヘッダの下の 1 行目が、データフローに読み込むデータの先頭行になります。2 を指定すると、ヘッダの下の 2 行目が、データフローに読み込むデータの先頭行になり、以下、同様になります。

データの先頭行

ヘッダ行を指定しない場合、このフィールドは、データフローに読み込むデータの先頭行がデータ選択のどの行に含まれるかを指定します。指定する行は、データ選択における相対位置になります。例えば、[データ選択] フィールドで [範囲データ] を選択し、その範囲が 5 行目から始まる場合、データの先頭行として 1 を指定すると、データフローに読み込むデータの先頭行は 5 行目になります。

空の行を無視

空の行をデータフローから除外したい場合は、このオプションを選択します。このオプションを選択しない場合は、スプレッドシートの空の行は、データフロー内で空のレコードになります。

注: このオプションは、プレビューに表示されるデータには反映されません。このオプションを選択した場合でも、プレビューには空の行が常に表示されます。

[フィールド] タブ

[フィールド] タブには、スプレッドシートのデータをデータフロー内のフィールドにマッピングするためのオプションがあります。

オプション

説明

再生成

このボタンをクリックすると、[ファイル プロパティ] タブで定義した入力ファイルのフィールドが [フィールド] タブに設定されます。

タイプの検出

このボタンをクリックすると、すべてのフィールドのデータ タイプが自動的に判断されます。フィールドを選択して [変更] をクリックすることにより、フィールドのデータ タイプを手動で変更することができます。

変更

フィールド名またはデータ タイプを変更するには、フィールドを選択してからこのボタンをクリックします。