ユニーク ID の定義
デフォルトで、Unique ID Generator ステージでは順番 ID を作成し、1 番目のレコードの ID は 0、2 番目のレコードの ID は 1、3 番目のレコードの ID は 2 になります。ユニーク ID の生成方法を変更する場合は、次の手順に従います。
- Unique ID Generator ステージで、[ルール] タブの [変更] をクリックします。
-
ユニーク ID の生成方法を選択します。
オプション 説明 順番数字タグ開始位置 指定した数字を先頭の数字として、各レコードに増分値を割り当てます。例えば、先頭の数字として 0 を指定すると、1 番目のレコードの ID は 0、2 番目のレコードの ID は 1 になります。 順番数字タグをデータベース フィールドの値で開始する データベース フィールドから読み込んだ最大値を先頭の数字として、各レコードに増分値を割り当てます。この数字に 1 を加算した数字が 1 番目のレコードに割り当てられます。例えば、データベース フィールドから読み込まれる数字が 30 の場合、1 番目のレコードの ID は 31、2 番目のレコードの ID は 32 になります。 - 接続
- 使用するデータベース接続を選択します。使用できるデータベース接続は、Management Console の Connection Manager に定義されている接続によって異なります。新しいデータベースを作成、あるいは既存の接続を変更または削除する必要がある場合は、[管理] をクリックします。
- データベース接続を追加または変更する場合は、次のフィールドに必要な値を指定します。
- 接続名
- 接続の名前を入力します。任意の名前にすることができます。
- データベース ドライバ
- 適切なデータベース タイプを選択します。
- 接続オプション
- データベースへの接続に使用するホスト、ポート、インスタンス、ユーザ名、およびパスワードを指定します。
- テーブル/ビュー
- クエリの実行対象とするデータベース内のテーブルまたはビューを指定します。
- [データベース] フィールド
- リストから列を選択して、ユニーク キーを生成します。
以下のデータタイプが、ユニーク ID の生成でサポートされています。
- long
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-263 (-9,223,372,036,854,775,808) ~ 263-1 (9,223,372,036,854,775,807)。
- integer
- 正と負の整数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、-231 (-2,147,483,648) ~ 231-1 (2,147,483,647)。
- bigdecimal
- 小数点以下 38 桁の精度をサポートする数値データ タイプ。高い精度が必要な算術計算で使用されるデータ (特に金融データ) には、このデータ タイプを使用してください。bigdecimal データ タイプは、double データ タイプより正確な計算をサポートします。
- double
- 正と負の倍精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-1074 ~ (2-2-52)×21023。指数表記すると、値の範囲は、-1.79769313486232E+308 ~ 1.79769313486232E+308 となります。
- float
- 正と負の単精度数を含む数値データ タイプ。値の範囲は、2-149 ~ (2-223)×2127。指数表記すると、値の範囲は、-3.402823E+38 ~ 3.402823E+38 となります。
日付/時間スタンプ 順番数字を割り当てるのではなく、日付/時間スタンプに基づいてユニーク キーを作成します。 UUID 各レコードに対して、世界で一意 (universally unique) の 32 桁の識別キーを作成します。キーの桁は、ハイフンによって 5 つのグループに区切られて、8-4-4-4-12 という形式の合計 36 文字 (32 個の英数字と 4 つのハイフン) で表示されます。例: 123e4567-e89b-12d3-a456-432255330000
無効 このオプションは、アルゴリズムを使用して非ユニーク キーを生成する場合にのみ選択します。 - [OK] をクリックします。