データフロー オプションの設定

以下では、Write to File ステージの実行時オプションをサポートするようにデータフローを設定する手順について説明します。

  1. Enterprise Designer でデータフローを開きます。
  2. 埋め込まれたデータフロー内のステージに対して実行時オプションを設定する場合は、埋め込まれたデータフローを開きます。
  3. ツールバー上のデータフロー オプション アイコンをクリックするか、[編集] > [データフロー オプション] をクリックします。[データフロー オプション] ダイアログ ボックスが表示されます。
  4. [追加] をクリックします。[データフロー オプションの定義] ダイアログ ボックスが表示されます。
  5. [Write to File] ステージを展開します。
    以下のデータフロー オプションがエクスポーズされています。
    1. 文字エンコーディング
    2. Field Separator
    3. テキスト修飾子
    4. レコード長
    5. 最初の行はヘッダ レコード
  6. 選択した Write to File オプション名が、[オプション名] フィールドと [オプション ラベル] フィールドに表示されます。このオプションを設定するには、実行時にこのオプション名を指定する必要があります。
  7. [説明] フィールドにオプションの説明を入力します。
  8. [ターゲット] フィールドで、[選択ステージ] オプションを選択します。
  9. 実行時に指定できる値を制限するには、[有効値] フィールドのすぐ右にあるアイコンをクリックしてオプションを編集します。
  10. デフォルト値を変更する場合は、[デフォルト値] フィールドに別の値を指定します。
    注: サービスの場合、デフォルト値はサービスを最初にエクスポーズする前にしか変更できません。サービスをエクスポーズした後は、Enterprise Designer を使用してデフォルト値を変更することはできません。代わりに、Management Console を使用する必要があります。詳細については、「 デフォルト サービス オプションの指定」を参照してください。
  11. [OK] をクリックします。
  12. 必要に応じて、オプションの追加を続けます。
  13. オプションの追加を終えたら、[データフロー オプション] ダイアログ ボックスの [OK] をクリックします。
  14. データフローを保存してエクスポーズします。
データフロー オプションのルール
  1. 文字エンコーディング: 基盤の JVM で有効なすべての種類のエンコーディングが使用できます。このオプションを空にすることはできません。
  2. フィールド区切り文字: 任意の 1 文字が区切り文字として使用できます。現時点では、16 進数や空白はサポートされていません。
  3. テキスト修飾子: 任意の 1 文字が修飾子として使用できます。16 進数はサポートされていません。
  4. レコード長: 整数値のみが指定できます。空白や数値以外にすることはできません。
  5. 開始レコード: 整数値のみが指定できます。数値以外にすることはできません。
  6. 最大レコード数: 整数値のみが指定できます。数値以外にすることはできません。
  7. 最初の行はヘッダ レコード: true または false の boolean 値のみが指定できます。空白にすることはできません。