Call Stored Procedure

ストアド プロシージャの呼び出しは、データベース内のストアド プロシージャを実行し、Call Stored Procedure の結果をデータフローの入力として返すソース ステージです。テーブルまたはビューに対するクエリではなく、データベースのストアド プロシージャを使用してデータベースからデータを取得する場合は、Call Stored Procedure を使用します。

注: テーブルまたはビューからデータフローに直接データを読み込む場合は、Read from DB ステージを使用します。

ストアド プロシージャにビジネス ロジックが埋め込まれていてそのロジックを Spectrum™ Technology Platform 環境で使用する場合は、ストアド プロシージャの呼び出しを使用してデータをデータフロー内に読み込むことができます。例えば、多くの運用システムでは、持続的に更新される大きなテーブルに対してデータベース内の参照整合性チェックを行うとパフォーマンスが低下するので、そうしたチェックを使用していません。そこで、参照整合性を維持するために、ストアド プロシージャを作成し、システムに対するすべての更新でそうしたプロシージャを使用することができます。

ストアド プロシージャは、Spectrum™ Technology Platform 環境の管理を簡素化するためにも使用できます。例えば、同じデータを読み込む ETL プロセスが何百もある場合は、1 つの場所に収まるようにそのクエリをストアド プロシージャ内に配置できます。そうすると、何百もの異なるプロセスではなく、1 つのストアド プロシージャを変更するだけで済むので、管理が容易になります。

オプション名

説明

接続

使用するデータベース接続を選択します。使用できるデータベース接続は、Management Console の Connection Manager に定義されている接続によって異なります。新しいデータベース接続を作成、あるいは既存のデータベース接続を変更または削除する必要がある場合は、[管理] をクリックします。

データベース接続を追加または変更する場合は、次のフィールドに必要な値を指定します。
接続名
接続の名前を入力します。任意の名前にすることができます。
データベース ドライバ
適切なデータベース タイプを選択します。
接続オプション
データベースへの接続に使用するホスト、ポート、インスタンス、ユーザ名、およびパスワードを指定します。

スキーマ

呼び出すストアド プロシージャを含むスキーマを指定します。

プロシージャ

呼び出すストアド プロシージャを指定します。

ストアド プロシージャのパラメータ

このテーブルでは、ストアド プロシージャのパラメータの値を指定します。

パラメータ
この列には、ストアド プロシージャで定義されたパラメータが表示されます。
ステージ フィールド
OUT、INOUT、および RETURN パラメータの場合、この列には、パラメータによって返されるデータを格納するデータフロー フィールド名が表示されます。最初は、このフィールド名がパラメータ名と同じになっています。ステージ フィールド名をクリックしてパラメータの新しい名前を入力すると、そのフィールド名を変更できます。IN パラメータの場合、この列は使用されません。
方向
次のいずれかです。
IN
このパラメータは入力パラメータです。このパラメータに指定した値は、入力としてストアド プロシージャに渡されます。
OUT
このパラメータは出力パラメータです。ストアド プロシージャは、このパラメータ内のステージにデータを返します。
INOUT
このパラメータは、ストアド プロシージャに値を渡す入力パラメータとしても、ストアド プロシージャによって返されるデータを受け取る出力パラメータとしても使用できます。
RETURN
このパラメータには、ストアド プロシージャからのリターン コードが含まれます。
タイプ
この列には、パラメータ値のデータ タイプが表示されます。データ タイプが Spectrum™ Technology Platform でサポートされていない場合、タイプは "Unsupported" (未サポート) となり、ストアド プロシージャは正しく実行されません。
この列には、パラメータに設定する値を入力します。OUT パラメータの場合、この列は無効になります。

結果セット フィールド

このテーブルでは、ストアド プロシージャによって返されるデータのためにどのデータフロー フィールドを使用するかを指定します。

データベース テーブル
この列には、ストアド プロシージャによって返されたデータの取得元のテーブルが表示されます。
データベース フィールド
この列には、ストアド プロシージャによって返されたデータの取得元のフィールドが表示されます。
ステージ フィールド
この列には、データベース フィールドから取得したデータを格納するデータフロー フィールド名が表示されます。
タイプ
この列には、フィールドのデータ タイプが表示されます。データ タイプが Spectrum™ Technology Platform でサポートされていない場合、タイプは "Unsupported" (未サポート) になります。
含める
フィールドをデータフローに含めるには、この列にあるボックスにチェックを入れます。ボックスにチェックが入っていない場合、そのフィールドはデータフローで使用されません。

フィールドを取得

ストアド プロシージャによって返された結果セット スキーマを使用して結果セット フィールド テーブルを設定するには、このボタンをクリックします。そうすると、ストアド プロシージャが実行され、結果セット スキーマが取得されます。

追加

結果セット フィールドを手動で追加するには、このボタンをクリックします。

削除

使用可能なフィールドのリストから結果セット フィールドを削除するには、このボタンをクリックします。