最適なフェッチ サイズの決定

Read from DB ステージでは、最適なフェッチ サイズの計算が Read from DB ステージと Write to Null ステージ間の実行時間の測定値を取得することで行われます。

Spectrum™ Data Integrationモジュールを伴う独自アプリケーションを使用して、さまざまなフェッチ サイズの値でテスト ジョブの実行時間をテストするようにしてください。
  1. Enterprise Designer でジョブを作成する
  2. [Read from DB] ステージをキャンバス上にドラッグします。
  3. [Write to Null] ステージをキャンバス上にドラッグします。
  4. 2 つのステージ間にチャネルを作成します。
  5. [Read from DB] ステージをダブルクリックして、テスト データが含まれているテーブルからデータを読み取るように設定します。
    1. [全般] タブの [接続] フィールドで、テスト データが含まれているデータベースを選択します。
    2. [SQL の作成...] をクリックして、選択されているスキーマとデータの読み取り元テーブルを使用する SQL クエリを作成します。
      最適なテスト値が得られるように、選択されているテーブルに 1000 レコード以上あることを確認してください。
    3. [実行時] タブで、[フェッチ サイズ] チェックボックスをオンにします。
    4. 付随するフィールドに、1 つのインスタンスで読み取るレコード数を入力します。
      Spectrum™ Technology Platformは、1000 までのフェッチ サイズによって最適に動作するようにテストされています。
    5. [OK] をクリックします。
  6. ジョブを保存します。
  7. ジョブを実行します。
    [実行の詳細] ウィンドウが表示されます。
  8. [更新] をクリックします。
  9. [開始] および [終了] の時刻を書き留めます。
  10. 徐々にフェッチ サイズを大きくしながらステップ 7 ~ 9 を繰り返して、サーバーにとって最適なフェッチ サイズを特定します。

このようにして、お使いの環境で最適なパフォーマンスが得られるフェッチ サイズが明らかになります。