ファジー マッチングの機能

GeoCompleteには、入力された綴りが誤っていても住所や POI の取得を最適化できるアルゴリズムがあります。このような機能はファジー マッチと呼ばれ、マッチ設定の制約によって実装され、API を通じてエクスポーズされます。

入力形式は次のとおりです。

<名前、カテゴリ、またはブランド名> <オプション エリア>

<オプション エリア> <名前、カテゴリ、またはブランド名>

説明:

<名前、カテゴリ、またはブランド名> は、銀行、駐車場、ガソリン スタンドなどの POI です。

<オプション エリア> は、都市名、州名/省名、郵便番号、またはこれらの任意の組み合わせを指定できます。エリアはオプションですが、指定した場合は、指定のエリアにある候補のみが返されます。

表 1. ファジー マッチング メソッドと説明
ファジー マッチング メソッド 説明 API メソッド Management Console の優先設定
Edit Distance (編集距離) ある単語を別の単語に変更するのに必要な文字の置換、挿入、削除、または移動の最小回数を計算します。単語の類似性を数学的に判定する手法です。

Edit Distance は、ファジー マッチングの初期実装で使用できる唯一のアルゴリズムなので、ここではこのアルゴリズムについてのみ説明します。

FuzzyMatchMode

Hard - 1 文字の置換、挿入、削除、または移動のみを許可します。

Soft - 2 文字の置換、挿入、削除、または移動を許可します。