中心性の使用
中心性は、個々のエンティティおよび関連性の重要性と重要度を測定する手段の 1 つです。中心性アルゴリズムを実行する場合、値が高くなればなるほど要素は重要になります。
- [データ] タブの [中心性] リボンから、モデルに適用する中心性尺度の種類を選択します。
- 媒介値 (Betweenness) — エンティティとその他のエンティティの間の最短パスの個数を反映します。
- 距離 (Closeness) — エンティティとその他のエンティティの間の測地距離の長さを反映します。
- 次数 (Degree) — エンティティの関連性の個数を反映します
- [影響性 (Influence)] — 高得点エンティティとの接続に基づくエンティティの重要性を反映します。
- アルゴリズムに適用したい方向を選択します。
- 入方向 (Incoming) — エンティティに入る関連性によって結果が生じます。
- 出方向 (Outgoing) — エンティティから出る関連性によって結果が生じます。
- 双方向 (Both) — エンティティに出入りする双方向の関連性によって結果が生じます。
- 近接性アルゴリズムを使用する場合は、結果を返す方法に適したボタンをクリックします。
- [標準] — エンティティの連結 (すなわち、関連性) の数と、各エンティティへの最短パスの合計の逆数に基づいて結果が生じます。
- [Dangalchev] — 別のエンティティにリンクされたエンティティの数だけでなく、リンクされた各エンティティの関連性の数も結果に影響します。
- [Opsah] — 各エンティティへの最短パスの逆数の合計に基づいて結果が生じます。
- 影響性アルゴリズムを使用する場合は、[精度] スケールを動かして結果の精度を決定します。精度が低ければより正確な結果が返されますが、アルゴリズムの実行速度は遅くなります。
- 関連性の不利度を測りたい場合は、[関連性プロパティを重み付けに使用] をクリックし、使いたい関連性プロパティを [プロパティ] ドロップダウンから選択します。この場合は、値が大きいほど、否定的な関連性が高まります。
- 関連性プロパティを重みとして使用し、そのプロパティで低い値が高い値よりも良いと見なされている場合は、[値が低いほど有意性が高い] ボックスをクリックします。例えば、そのプロパティがある種のランク付けシステムの場合、通常は 1 または第 1 位が最も良い値です。もう 1 つの例は、そのプロパティが距離で、最短経路を決定しようとしている場合で、5 マイルは 10 マイルより良いと見なされます。
- 出力プロパティ名を選択したアルゴリズム以外の名前にしたい場合は、[デフォルトの出力プロパティ名のオーバーライド] をクリックします。次に、新しい名前を [プロパティ] フィールドに入力します。
- [OK] をクリックします。