Enterprise Data Integration

Data Integration モジュールで提供されるドライバ

12.0 SP1 より前のリリースでは、Spectrum™ Technology Platform をインストールするとデフォルトの JDBC ドライバが表示されていました。12.0 SP1 リリースでは、Data Integration モジュールで SQL、Oracle、および PostgreSQL 用のドライバが提供されます。

注: 12.0 SP1 リリース以降は、デフォルトの JDBC ドライバを表示するには Spectrum™ Technology Platform Data Integration モジュールの両方をインストールすることが必要になります。

Data Integration モジュールには、SQL、Oracle、PostgreSQL に加え、その他のタイプのデータベース用のドライバが含まれます。必要とするデータベース タイプのドライバが Data Integration モジュールで提供されていない場合は、JDBC ドライバを追加します。

SQL、Oracle、PostgreSQL 以外のデータベース タイプに接続する場合は、接続を定義する前に JDBC ドライバを追加する必要があります。

Microsoft Dynamics 365 On Premises

Spectrum™ Technology Platform で、Microsoft Dynamics 365 On Premises のデータにアクセスできるようになりました。

Microsoft Dynamics 365 On Premises への接続を定義するには、Management Console を使用します。接続を定義した後は、Microsoft Dynamics 365 On Premises に対してデータの読み書きを行うフローを Enterprise Designer で作成できます。

Oracle Eloqua コネクタ

Oracle Eloqua に接続できるようになりました。接続を定義すると、Metadata Insights を使用して Oracle Eloqua データ ソースからデータを読み取り、そのデータを Spectrum™ Technology Platform フローで使用できます。

区切り記号付きデータのパーシング

Field Parser ステージで、入力ファイルの区切り記号付きデータからフィールドを抽出できるようになりました。ステージ設定で、入力ファイルで使用されている [フィールド区切り文字][テキスト修飾子] を入力し、出力フィールドの詳細情報を追加および定義する必要があります。

出力は、複数フィールドの形式をとることも、リスト形式 (データの階層表示) をとることもできます。

PrestoDB コネクタ

PrestoDB を介してサポートされる機能は、Hive、MySQL、PostgresSQL および MS SQL Server からの読み取りに限られます。

Salesforce コネクタ

Salesforce コネクタで、Metadata Insights を介した一括ロードや一括フェッチがサポートされました。

Vertica コネクタ

JDBC 接続を介して Vertica データベースに対する読み取りと書き込みを行えるようになりました。