管理ユーティリティを使用する前に

管理ユーティリティでは、管理機能をコマンドラインから実行できます。この機能はスクリプトで利用できるため、特定の管理タスクを自動化できます。対話式の操作で機能を実行することもできます。すべての管理機能を管理ユーティリティで利用できるわけではありません。Management Console を使用すると、管理ユーティリティでは利用できない機能にアクセスできます。

注: 管理ユーティリティには Java 8 以降が必要です。管理ユーティリティを実行する前に、Java 8 がシステムのパスに含まれていることを確認してください。
  1. Web ブラウザを起動し、次の Spectrum™ Technology Platform の Welcome ページを開きます。

    http://<サーバー名>:<ポート>

    例えば、Spectrum™ Technology Platform が "myspectrumplatform" という名前のコンピュータにインストールされており、デフォルトの HTTP ポート 8080 を使用している場合は、次のアドレスに移動します。

    http://myspectrumplatform:8080

  2. [プラットフォーム クライアント ツール] をクリックします。
  3. [コマンドライン] をクリックします。
  4. [管理ユーティリティ][ダウンロード] をクリックして、管理ユーティリティを使用するコンピュータに zip ファイルをダウンロードします。
  5. zip ファイルの内容を解凍します。
  6. コマンドライン インターフェイスを起動するには、次のいずれかの操作を実行します。
    • サーバーが Unix または Linux システムで実行されている場合は、cli.sh を実行します。
    • サーバーが Windows システムで実行されている場合は、cli.cmd を実行します。
    注: 必要に応じて、Java のインストール パスが正しく使用されるように .sh または.cmd ファイルを変更します。
  7. 次のコマンドを入力して Spectrum™ Technology Platform サーバーに接続します。

    connect --h servername:port --u username --p password --s SSLTrueOrFalse

    例を次に示します。

    connect --h myserver:8080 --u admin --p myPassword1--s true

  8. 接続が完了すると、コマンドを実行できます。コマンドのヒントを紹介します。
    • 使用できるコマンドの一覧を表示するには、help と入力するか、Tab キーを押します。
    • コマンドを自動補完するには、最初の数文字を入力してから Tab キーを押します。例えば、us と入力してから Tab キーを押すと、自動補完されて user コマンドになります。もう一度 Tab キーを押すと、user コマンドの全一覧が表示されます。
    • 空白を含むオプション値を指定する場合は、値を二重引用符で囲みます。
  9. 作業が終わったら、exit コマンドを入力して管理ユーティリティを終了します。