データ ソース プーリングの設定

pooling-datasource-factory.properties ファイル (\server\modules\spatial にあります) を使用して、JDBC ベースのデータ ソース (Oracle、SQL Server など) で使用される接続のプーリングを、最適なパフォーマンスが得られるように設定できます。

ほとんどの場合に対し、バリデータ クラスを有効にすることが推奨されます。これにより、プールから借用する前にオブジェクトを検証できます。検証に失敗した場合は、その接続がプールから破棄され、別の接続の借用を試みます。検証クエリは、カスタム データ プロバイダを使用する場合など、特殊なケースに対しても使用できます。検証クエリとバリデータ クラスの両方を有効にした場合は、バリデータ クラスが使用されます。

検証を有効にすると、パフォーマンスが若干低下する可能性があります。ただし、このテスト クエリにより、Spectrum Spatial と外部データベース間の通信に信頼性がない場合でも、コネクション プール内のすべての接続の整合性が維持されます。検証によるパフォーマンスへの影響が少なくなるように、検証間隔を設定します。ある接続を検証するタイミングになっても、この間隔内に検証が既に済んでいる場合は、その接続が再び検証されることはありません。