リクエスト タイムアウトの設定

Spectrum Spatial では、Mapping Service および Feature Service へのリクエストの一部として SOAP および REST 操作に対するタイムアウトを設定できます。 デフォルトでは、このタイムアウトが有効になっていて、300 秒 (5 分) という値に設定されています。

このタイムアウトを適用するには、エントリおよび中間のポイントカットを設定しておく必要があります。 この設定は、server/modules/spatial/ にある aop.xml で行います。 このファイルには、使用できるいくつかの実装が含まれています。 エントリ ポイントは、タイムアウトの時間計測が開始されるポイントです。 中間ポイントは、操作がタイムアウトしたかどうかのチェックが行われるポイントです。

これを使用するのは、例えば、SOAP および REST の renderMap メソッドや一部の中間ステップ (データベースに対する呼び出し、テーブルの検索、候補の取得) にタイムアウトを適用する場合です。

300 秒というデフォルトのタイムアウト値を調整するには、/server/modules/spatial の下の java.properties 内にある Mapping Service や Feature Service 用のタイムアウト プロパティを編集します。

timeout.mapping.value=300 
timeout.feature.value=300

指定されたタイムアウト値が 0 以下の場合、タイムアウトは無効になります。

タイムアウト値を変更した後は、Spectrum™ Technology Platform を再起動してください。