一時オプション

この優先設定セットを使用して、要求ごとに一時更新を設定することができます。例えば、サーバーがすべての幹線道路タイプを回避するよう要求することができます。要求ごとに 1 つ以上の更新を含めることができます。

注: 一時更新機能は SOAP API を介してのみ使用可能で、Management Console または Enterprise Designer を介しては使用できません。
表 1. 一時更新オプション

パラメータ

説明

PointUpdate

ポイントの更新は、対応するポイント (緯度、経度) に適用される変更です。特定のポイントに対して、ポイントの除外、ポイントの速度の設定、値または割合によるポイントの速度の変更 (増加または減少) を行うことができます。PointLatitudeLongitude で指定してから、次のいずれかを指定する必要があります。

Velocity
速度単位と新しい速度を指定してポイントの新しい速度を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedIncrease
速度 (単位と値) または速度を増加させる割合を指定してポイントの速度の増加を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedDecrease
速度 (単位と値) または速度を減少させる割合を指定してポイントの速度の減少を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
Exclude
指定されたポイントをルート計算から除外する文字列値です。ポイントを除外するには、ポイントを指定して、Y と定義した Exclude パラメータを含める必要があります。有効な値は Y (はい) と N (いいえ) です。

SegmentUpdate

セグメントの更新は、対応するセグメント ID (緯度、経度) に適用される変更です。特定のセグメントに対して、セグメントの除外、セグメントの速度の設定、値または割合によるセグメントの速度の変更 (増加または減少)、セグメントの道路タイプの変更を行うことができます。有効な RoutingSegmentID を指定してから、次のいずれかを指定する必要があります。

Velocity
速度単位と新しい速度を指定してセグメントの新しい速度を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedIncrease
速度 (単位と値) または速度を増加させる割合を指定してセグメントの速度の増加を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedDecrease
速度 (単位と値) または速度を減少させる割合を指定してセグメントの速度の減少を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
RoadType

ルート計算に使用するセグメントの道路タイプの値を変更する文字列値です。

RoadType には、次の種類があります。

  • access way
  • back road
  • connector
  • ferry
  • footpath
  • limited access dense urban
  • limited access rural
  • limited access suburban
  • limited access urban
  • local road dense urban
  • local road rural
  • local road suburban
  • local road urban
  • major local road dense urban
  • major local road rural
  • major local road suburban
  • major local road urban
  • major road dense urban
  • major road rural
  • major road suburban
  • major road urban
  • minor local road dense Urban
  • minor local road rural
  • minor local road suburban
  • minor local road urban
  • mormal road dense urban
  • normal road rural
  • normal road rural
  • normal road urban
  • primary highway dense urban
  • primary highway rural
  • primary highway suburban
  • primary highway urban
  • ramp dense urban
  • ramp limited access
  • ramp major road
  • ramp primary highway
  • ramp rural
  • ramp secondary highway
  • ramp urban
  • ramp suburban
  • secondary highway dense urban
  • secondary highway rural
  • secondary highway suburban
  • secondary highway urban
Exclude
指定されたセグメントをルート計算から除外する文字列値です。セグメントを除外するには、セグメント ID を指定して、Y と定義した Exclude パラメータを含める必要があります。有効な値は Y (はい) と N (いいえ) です。

RoadTypeUpdate

道路タイプの更新は、対応する道路タイプに適用される変更です。特定の道路タイプに対して、道路タイプの速度の設定、値または割合による道路タイプの速度の変更 (増加または減少) を行うことができます。更新する RoadType (セグメントの更新で前述した道路タイプを参照) を指定してから、次のいずれかを指定する必要があります。

Velocity
速度単位と新しい速度を指定してセグメントの新しい速度を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedIncrease
速度 (単位と値) または速度を増加させる割合を指定してセグメントの速度の増加を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。
SpeedDecrease
速度 (単位と値) または速度を減少させる割合を指定してセグメントの速度の減少を定義する速度更新です。速度更新の場合、速度単位には kph (キロメートル/時)、mph (マイル/時)、mps (メートル/秒)、mtpm (メートル/分) のいずれかの値を指定できます。