ルーティング

以下の表に、GetTravelDirections の構成オプションを示します。

表 1. Get Travel Directions の構成オプション
パラメータ	説明
DataSetResourceName	検索プロセスで使用するデータが格納されたデータベースの名前。Management Console の [リソース] セクションで定義した有効なルーティングデータベースリソース名を使用します。詳細については、『Spectrum™ Technology Platform Spatial ガイド』を参照してください。
OptimizeBy	GetTravelDirections が最短距離または最短時間のどちらを検索するかを指定します。次のいずれかです。 Time 移動時間が最短となるように最適化します。こちらがデフォルトです。 Distance 移動距離が最短となるように最適化します。
CoordinateSystem	入力される座標の座標系。 EPSG コードの詳細については、www.spatialreference.org を参照してください。EPSG に対してサポートされるコードスペースのリストを取得するには、SOAP リクエスト List Supported CoordSys by Code Space を Geometry サービスデモページ `http://<server>:<port>/Spatial/GeometryService/DemoPage.html` から送信します。
CoordinateFormat	入力座標の緯度/経度のフォーマットを指定します。注: このオプションは、緯度/経度座標系を指定した場合のみに使用します。座標系が緯度/経度座標系ではない場合は、座標フォーマットを [小数] に設定します。次のいずれかです。 Decimal (90.000000, 180.000000)。こちらがデフォルトです。 DecimalAssumed (90000000, 180000000)。 DegreesMinutesSeconds (90 00 00N, 180 00 00W) PreZero (090000000N, 180000000W) PreZeroDecimal (090.000000N, 180.000000W)
DirectionsStyle	道順を返すフォーマットを指定します。次のいずれかです。 Normal 標準フォーマットで道順を返します。こちらがデフォルトです。 Terse 簡易フォーマットで道順を返します。簡易フォーマットの道順は、ワイヤレス機器に適しています。
DistanceUnits	GetTravelDirections が返す距離の値の単位を指定します。次のいずれかです。 Feet 距離をフィートで返します。 Kilometers 距離をキロメートルで返します。 Meters 距離をメートルで返します。 Miles 距離をマイルで返します。こちらがデフォルトです。 Yards 距離をヤードで返します。
TimeUnits	GetTravelDirections が返す時間の値の単位を指定します。次のいずれかです。 Hours 時間を時間数で返します。 Minutes 時間を分数で返します。こちらがデフォルトです。 Seconds 時間を秒数で返します。 Milliseconds 時間をミリ秒単位で返します。
FocusOfRoute	ルートの優先項目を指定します。優先項目が指定されたルートは、ルートの始点または終点のいずれかに着目した、ルート全体のサブセットになります。始点を優先項目とするルートは、始点から最初の主要な高速道路まで (その高速道路を含む) のルートを示します。終点を優先項目とするルートは、ルートの中の最後の主要な高速道路 (その高速道路を含む) から目的地までのルートを示します。ルートに主要な高速道路がない場合、優先項目が指定されたルートは優先項目のないルートと同じになります。次のいずれかです。 Start ルートの最初のみを返します。 End ルートの最後のみを返します。 None ルート全体を返します。こちらがデフォルトです。
HistoricTrafficTimeBucket	ルーティング計算において、トラフィック速度履歴を使用するかどうかを指定します。これらの速度は、1 日のうちの異なるタイムバケットに基づきます。この機能を使用するには、トラフィック速度履歴がデータに含まれている必要があります。各国/地域のデータに対するバケット定義は同じです。バケット値に対する速度は異なる場合があります。次のオプションがあります。 None デフォルト値です。計算において、トラフィックデータ履歴は使用しません。代わりに速度の平均値を使用します。 AMPeak 午前のピーク速度でルートを計算します。午前ピークのタイムバケットは、1 日のうちの 07:00 ～ 10:00 です。 PMPeak 午後のピーク速度でルートを計算します。午後ピークのタイムバケットは、1 日のうちの 16:00 ～ 19:00 です。 OffPeak オフピーク (日中) 速度でルートを計算します。オフピークのタイムバケットは、1 日のうちの 10:00 ～ 16:00 です。 Night 夜間速度でルートを計算します。夜間のタイムバケットは、1 日のうちの 22:00 ～ 04:00 です。
OptimizeIntermediatePoints	GetTravelDirections で、ルート計算時に通過点を最適な順序に並べ替えるかどうかを指定します。 Y 通過点を最適化します。道順において、通過点を最適な順序に並べ替えます。こちらがデフォルトです。 N 通過点を最適化しません。道順の通過点を指定された順序のままにします。