GetTravelBoundary HTTP POST オプション
HTTP POST URL 形式
標準の HTTP GET パラメータのほか、道路タイプの一般道走行速度の変更を指定する HTTP POST ペイロード オプションを要求に追加できます。コンテンツ タイプは application/json に設定する必要があります。HTTP POST リクエストには次の形式を使用します。
HTTP POST: /rest/Spatial/erm/databases/dbsource.json?q=travelBoundary&query_parameters
POST BODY: Content-Type:application/json {Route Data}
一般道走行速度
この優先設定セットを使用して、要求ごとに一般道走行速度の変更を設定できます。一般道走行速度とは、経路境界を検索するときに道路以外を移動するために使用する、標準データにおける速度の変更です。道路以外とは、私道や進入路などのことです。次は、一般道走行速度パラメータの説明です。
|
パラメータ |
説明 |
|---|---|
|
DefaultAmbientSpeed |
(すべての道路タイプの) 経路境界を検索するために使用する、道路以外を移動する際の速度。経路境界計算において道路外の移動の処理を制御するには、道路外を移動する際の速度 (一般道走行速度) を指定する必要があります。一般道走行速度は、経路境界を表すポリゴンの大きさや形状に影響を与える可能性があります。一般的には、一般道走行速度が速いほど、ポリゴンは大きくなります。例えば、あと 5 分の移動が可能で、一般道走行速度が 15 マイル/時の場合は、到達可能地点まで 1.25 マイルの距離があることになります。一般道走行速度を 10 マイル/時に落とすと、到達可能地点までの距離は 0.83 マイルになります。 |
|
AmbientSpeedUnit |
一般道走行速度を計算するために使用する計測単位。使用可能な速度単位は、MPH (マイル/時)、KPH (キロメートル/時)、MTPS (メートル/秒)、MTPM (メートル/分) です。 |
|
AmbientSpeed.RoadType |
道路の種類ごとに、道路外を移動する際の一般道走行速度を指定します。道路タイプとその道路タイプの新しい速度を指定する必要があります。速度は、定義済みの AmbientSpeedUnit に定義されます。次の道路タイプを使用できます。
|
例: 一般道走行速度の更新 HTTP POST ペイロード
{
"DefaultAmbientSpeed": 45,
"AmbientSpeedUnit" : "MPH"
"AmbientSpeed.RoadType.PrimaryHighwayUrban":15,
"AmbientSpeed.RoadType.SecondaryHighwayUrban":10
}