マイクロバッチ処理

マイクロバッチ処理は、サーバーに対する 1 回のリクエストに複数のレコードを含める手法です。各レコードを個別にリクエストする代わりに、リクエストの中に複数のレコードを含めることにより、サービスによってレコードの大規模コレクションを処理する場合のパフォーマンスを大幅に向上させることができます。Spectrum™ Technology Platformでは、REST および SOAP Web サービスと、Client SDK に対するマイクロバッチ処理がサポートされています。

マイクロバッチ サイズ

レコード ID の使用

マイクロバッチの各レコードに ID を割り当てると、リクエスト内のレコードとレスポンスで返されるレコードを対応付けることができて便利かもしれません。これを行うには、ユーザ フィールドを使用します。ユーザ フィールドの詳細については、「REST インターフェイス」を参照してください。

REST におけるマイクロバッチ処理

REST Web サービスでマイクロバッチ処理を実行するには、複数のレコードを XML または JSON としてリクエスト本体に含め、POST メソッドを使用してリクエストを送信します。Spectrum™ Technology PlatformWeb サービスに POST リクエストを送信する詳しい方法については、「JSON POST リクエスト」と「XML POST リクエスト」を参照してください。

例えば、次のリクエストでは 2 つのレコードが XML としてリクエスト本体に含まれています。

POST http://spectrum.example.com:8080/rest/ValidateAddressPOST/results.xml HTTP/1.1
Accept-Encoding: gzip,deflate
Content-Type: application/xml
Authorization: Basic YWRtaW46YWRtaW4=
Content-Length: 533
Host: config813vm0:8080
Connection: Keep-Alive
User-Agent: Apache-HttpClient/4.1.1 (java 1.5)

<ValidateAddressPOSTRequest xmlns:svc="http://www.pb.com/spectrum/services/ValidateAddressPOST">
    <svc:Input>
       <svc:Row>
          <svc:AddressLine1>3001 Summer</svc:AddressLine1>
          <svc:City>Stamford</svc:City>
          <svc:StateProvince>CT</svc:StateProvince>
       </svc:Row>
       <svc:Row>
          <svc:AddressLine1>33 west monroe</svc:AddressLine1>
          <svc:City>Chicago</svc:City>
          <svc:StateProvince>IL</svc:StateProvince>
       </svc:Row>
    </svc:Input>
</ValidateAddressPOSTRequest>