globalgeocodedb import

コマンド globalgeocodedb import は、Global Geocoding データベースのプロパティ ファイルをインポートします。これによって、現在のシステム上でデータベース リソースが設定されます。

使用方法

globalgeocodedb import --f File
必須引数説明
はい--f FileJSON 形式のデータベース プロパティ ファイルを指定します。このファイルは必須です。

この例では、JSON 形式ファイルである GlobalGeocodeDbResource.txt 内の設定の定義に従って Global Geocoding データベース リソースを作成します。

globalgeocodedb import --f GlobalGeocodeDbResource.txt
コマンド globalgeocodedb import による結果としては、いくつかのケースがあり得ます。
  • ケース 1: 指定されたルート フォルダの中のディレクトリがすべて無効。この場合、データベースは追加されません。

    spectrum> globalgeocodedb import --f ./GlobalGeocodeDbResource.txt /managers/GlobalGeocode/verify?rootFolder=D:/SGI_Data/

    結果は次のようになります。

    Invalid Folder locations found.
    ["D:\\SGI_Data\\IGEO-AT1"
    "D:\\SGI_Data\\IGEO-CZ1"]
    unable to add the database resource due to invalid paths
  • ケース 2: 指定されたルート フォルダのうち、少なくとも 1 つのディレクトリが有効。この場合は、データベースが追加されます。

    spectrum> globalgeocodedb import --f ./GlobalGeocodeDbResource.txt /managers/GlobalGeocode/verify?rootFolder=D:/SGI_Data/GEO-DB

    結果は次のようになります。
    Invalid Folder locations found.
    ["D:\\SGI_Data\\IGEO-CZ1"]
    Database resource imported [./GlobalGeocodeDbResource.txt]
  • ケース 3: 指定されたルート フォルダが無効であるか、存在しない。この場合は、データベースが追加されます。

    spectrum> globalgeocodedb import --f ./GlobalGeocodeDbResource.txt

    結果は次のようになります。

    unable to add the database resource due to invalid paths