新規システムの設定
Spectrum™ Technology Platform を初めてインストールするときは、システムに基本レベルのセキュリティを適用すると同時に、Spectrum™ Technology Platform を通じて処理するデータにアクセスできるように、いくつかの操作を行う必要があります。
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admin ユーザのパスワードを変更します。
重要: システムに対して不正な管理者アクセスが行われることを回避するために、Spectrum™ Technology Platform をインストールした後すぐに admin パスワードを変更してください。
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Web ブラウザで次の URL を表示します。
http://サーバー:ポート/managementconsole
ここで server は、Spectrum™ Technology Platform サーバーの名前または IP アドレスで、port は Spectrum™ Technology Platform が使用する HTTP ポートです。デフォルトでは、HTTP ポートが 8080、HTTPS ポートが 8443 になっています。
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デフォルトの管理者資格情報でログインします。
ユーザ名: admin
パスワード: admin - [システム] > [セキュリティ] を選択します。
- "admin" アカウントの横にあるボックスをチェックしてから、編集ボタン をクリックします。
- [新しいパスワード] フィールドに、新しいパスワードを入力します。[パスワードの確認] フィールドに、同じパスワードを再度入力します。
- [保存] をクリックします。
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Web ブラウザで次の URL を表示します。
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必要に応じて、ユーザと役割を作成します。
詳細については、「Management Console を用いたユーザの追加」を参照してください。
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ユーザのアクセスを許可する Spectrum™ Technology Platform サーバー上のフォルダを指定します。
詳細については、「サーバー ディレクトリ アクセスの制限」を参照してください。
- Spectrum™ Technology Platform サーバーへの Web サービス要求に対して、ベーシック認証を許可するか、トークン認証を求めるかを決定します。トークン認証を求める場合は、ベーシック認証を無効にします。詳細については、「Web サービスのベーシック認証の無効化」を参照してください。
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必要に応じて、データベース リソースを定義します。
データベース リソースを定義する必要があるか確認するには、[リソース] > [Spectrum データベース] を選択します。[Spectrum データベース] メニューが表示されなければ、データベース リソースを定義する必要はありません。
- Spectrum™ Technology Platform からアクセスするデータベース、ファイル サーバー、および他のデータソースを定義します。データ ソースを定義するには、[リソース] > [データ ソース] を選択します。
- Spectrum™ Technology Platform サーバーのバックアップ スケジュールを構成して、深刻なシステム障害や災害が発生した場合もサーバーを復旧できるようにします。詳細については、「スケジュール バックアップ情報」を参照してください。